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祖父の介護体験、筆文字と絵で―

本紙掲載日:2020-04-20
8面
「寅市つれづれ日記」の出版を祖父の墓前に報告する甲斐真由美さん(宮崎市内の墓地で)
甲斐さんが出版した「寅市つれづれ日記」

甲斐真由美さん「寅市つれづれ日記」出版−日向

 日向市比良町のスイミングインストラクターで看護助手の甲斐真由美さん(49)が17日、認知症だった亡き祖父の介護体験記「寅市つれづれ日記」を出版した。甲斐さんは祖父井上寅市さんの命日でもあるこの日、宮崎市内の墓地を参り、墓前に出版を報告した。

 甲斐さんは寅市さんが93歳で他界するまでの5年間、宮崎市へ仕事の合間に車や電車で通い、通院や食事、排せつなどを介助した。認知症のため何度も同じ話をしたり、寝ていて夜中に起きることもしばしばだったが、「その暮らし、認知症の世界を一緒に楽しんだ」という。

 祖父とのやり取りやかけがえのない思い出を残してくれた感謝の気持ち、介護を通して学んだことなどを忘れないように、寅市さんが亡くなった直後から約2カ月かけ「落書き帳にまとめた」という。それに温かみのある筆文字や絵を添えた。

 絵日記は勤務先の病院で話題に。地元の公民館や図書館にも置いてもらうと、「認知症のことが分かりやすい」「介護する側も頑張りすぎなくていいんだ」「心が軽くなった」などとさらに反響が広がった。

 絵日記を紹介しながら介護体験について講演する機会も増えると、書籍化を望む声が高まり、「認知症に対する正しい理解が広がるきっかけになれば」と自費出版を決意。寅市さんの名前にちなみ、市社会福祉協議会や大学の職員、医師らで立ち上げたプロジェクトチーム「TigerOne(タイガー・ワン)」が中心となり、670冊分の先行予約を集め目標額100万円を達成した。

 墓前で絵日記を広げながら寅市さんへの感謝を伝えた甲斐さんは、「本人は『俺はぼけてない。お前のためにぼけたふりをしていただけだ』と笑ってるんじゃないでしょうか」と目を細めた。

 出版に際して、「認知症という前に、その人が生きてきた人生、背景があります。難しいとは思いますが、楽しんで介護し、苦しい時にはいろんな機関があるので頼って、無理をしないで頑張ってもらえたら」と思いを込めた。

◆後編の書籍化も

 「寅市つれづれ日記」はB5判でフルカラー、全116ページで定価は税込み1500円。甲斐さんは、寅市さんが入院して息を引き取るまでを描いた絵日記の後編「じいちゃんありがとう」の書籍化も目指しており、タイガー・ワンは引き続き資金調達のための先行予約を受け付ける。

 購入申し込みや問い合わせは日向市社会福祉協議会(電話日向52・2572)。

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