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教員からプロに−延岡出身の甲斐

本紙掲載日:2020-04-09
9面
Bリーグ・トライフープ岡山とプロ契約した甲斐慶彦(提供写真)
下部組織の岡山サテライトでプレーする甲斐慶彦(提供写真)

Bリーグトライフープ岡山と契約

◆「活躍が最大の恩返し」

 延岡学園高で2010年に主将を務めた甲斐慶彦(28)が、バスケットボール男子Bリーグ3部の「トライフープ岡山」とプロ契約を結んだ。教員として働いていた昨年7月にプロを目指して退職。トライアウトを経て、下部組織の岡山サテライトに加入し今シーズン、トップチームに昇格した。「自分の大好きなバスケットで地元宮崎がさらに盛り上がるように頑張りたい」と意気込む。

 南方小、西階中出身。高校まで延岡市で過ごし福岡大学に進学した。在学時は九州選抜に選ばれるなど活躍。卒業後はプロに進むことも考えたが「自分じゃ無理だろう」と諦めたという。子供たちにバスケを指導する夢をかなえるため、県内で常勤講師として勤務。強豪社会人チームに所属し、宮崎成年国体選手にも選ばれるなどした。

 卒業時には存在しなかったBリーグが2016年にスタート。そこから再びプロを意識するようになる。元チームメートの活躍する姿を見て「うらやましいな。もしかしたら自分も同じステージに立っていたかも」と悔しくなったという。遅いチャレンジになると悩んだが「子供たちの夢を導く立場なら、自分自身が夢をかなえて指導した方がいい」と26歳で教員の仕事と並行してプロ選手を目指すことを決めた。

 プロへの道は楽なものではなかった。日々の業務の後に体育館で一人で練習。帰宅は11時ごろだったという。岡山サテライト加入後は毎日評価されるプレッシャーから、思うようなプレーができず涙を流すこともあった。それでも「習慣化できたことで常にハードに取り組めるようになったし、自信を持てるようになった」と振り返る。

 今シーズンは新型コロナウイルス感染拡大の影響で、リーグが途中で中止に。出場できずに終えたが「試合に向けた練習の厳しさの中で、モチベーションは自然と高まっている。とにかくプロとしてバスケができることがうれしくて仕方ない」と話す。

 5歳上の兄の影響でバスケを始め、小学校の授業で書いた将来の夢は「プロバスケ選手」だった。遠回りしたものの、職場や元チームメート、指導者ら多くの人に支えられ実現できた。「これから試合に出て活躍することが、最大の恩返しだと思う。夢と希望を持ってもらえるような選手を目指したい」。感謝と熱い思いを胸に、今後の活躍を誓った。

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