【お知らせとおことわり】

 夕刊デイリー新聞ならびにYUKAN-DAILY-WEBを
ご利用いただきありがとうございます。

 著作権保護のためWEBブラウザ上からの記事・写真の
ダイレクトプリントができないようになっております。
ご了承下さい。

 サイト内の写真は本紙に掲載されたものですが
本紙掲載分の写真については以下のような規定があります。


 夕刊デイリー新聞社は、本紙に掲載された写真の提供サービス(有料)をしています。

 スポーツで活躍した場面の写真、ステージでの発表会、さまざまな行事で新聞に掲載された写真をご家族の記念に保存されてはいかがですか?

 写真は本紙記者がデジタルカメラで撮影したもので、新聞紙上では白黒でも提供写真はカラープリントです。

写真のサイズと料金は次の通りです。

▽L  サイズ 1枚 300円
▽LL サイズ 1枚 500円
▽A4 サイズ 1枚 1,200円
(A4サイズはラミネート加工もできます。ラミネート加工は500円追加)


L  サイズ
(8.9×12.7センチ)
1枚 300円
LL サイズ
(12.7×17.8センチ)
1枚 500円
A4 サイズ
(21×29.8センチ)
1枚 1,200円
(ラミネート加工は300円追加)

 提供できない写真もありますので、まず、本社にお電話をください。
 掲載日などをお聞きし写真を確認した上で準備します。

 受け渡しは、本社または支社、支局に来社していただくことになります。
 写真によっては提供サイズが限られる場合があります。
 また、事件、事故、災害、選挙、肖像権に関係する写真や本社に版権のない写真は提供できませんのでご了承ください。

 写真は個人的利用に限ります。 印刷物などに用いることはできません。

 写真提供サービス開始とともに、これまでの貸し出しサービスは終了します。


 お問い合わせ、お申し込みは
 本社(電話番号 0982-34・5000、平日は午前9時−午後5時、土曜は午前9時−午後3時)へお願いします。

 

「ひなたWOMAN」(35)お茶の翠峯園(延岡市)・猪狩日富美さん

本紙掲載日:2020-03-17
3面

子どもたちに日本茶を

 祇園町にある創業62年のお茶屋さんの3代目。4年前に他界し、県防災士ネットワーク理事長でもあった夫に負けじと奮闘中だ。

 「義父、夫が守ってきた大事な看板。前に進むのみです」

 店を続けるかどうか迷っていたとき、常連客の「おいしいお茶を飲みたいから、やめんでね」の声に励まされたという。

 「ほかにもいろんな方に声を掛けてもらい、逃げずに頑張らなければと強く思いました」

 自社製品を作ってもらっている鹿児島の製茶工場や、知覧茶の生産者の元に足を運び、一から勉強を重ねた。本腰を入れて3年目。店名を入れた「翠峯」が誕生する。

 「『いつか店を代表する商品を作りたい』と話していた夫の遺志が継げたかなと思っています。評判もとてもいいんですよ。子どもがいない私たちにとっては、わが子のような存在です」

 日向市財光寺生まれ。「ちょっと店を手伝って」と誘われたのを機に始まった延岡暮らしも20年以上になる。従業員の一政美保さんによると、「笑顔を絶やさず、ポジティブな人」という。

 「元気の源は、気の合う仲間との女子会。食べて飲んでおしゃべりして最高です。原点に立ち返るため、年に1、2回の鹿児島行きも欠かせません」

 独り暮らしの高齢者のため、店内を「よりどころ」として開放する。

 「世間話をしながらお茶を飲み、少しでも寂しさが紛れたらうれしいですね」

 子どもたちがあまりお茶を飲まなくなったのが気掛かりという。

「出前授業などを通じて、急須で入れる日本茶の良さを子どもたちに教えることができたらなと思います」

(毎週火曜日掲載)

その他の記事/過去の記事
page-top