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145年の歴史に幕−小崎小学校で閉校式

本紙掲載日:2020-03-11
8面

新型コロナ対策で規模縮小開催

◆在校生、教職員ら学びやとの別れ惜しむ−椎葉村

 今年度末で閉校する椎葉村の小崎小学校(椎葉勇人校長、7人)の閉校式が7日、同校体育館であった。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、村外の卒業生や地域の人たちらの出席を取りやめたほか、時間を短縮して実施。在校生や教職員、閉校式実行委員会の委員ら約60人が出席し、145年の歴史に幕を下ろす学びやとの別れを惜しんだ。

 椎葉校長は「最後の1年間、運動会や発表会など児童の皆さんの頑張りは素晴らしかった。今後も『小崎魂』として小崎に住む人、小崎に思いを寄せる人の心の中に生き続ける」とあいさつ。

 その後、児童全員がステージに上がり、学校生活の思い出や、今後も地元の芸能伝承を続けていく決意、新年度の目標など「お別れの言葉」を述べ、この日のために児童全員で作詞した歌「ありがとう小崎小学校」を披露した。

 6年生の椎葉乙巴さん(12)から椎葉校長を経て、甲斐眞后教育長に校旗を返納し、全員で校歌を斉唱。体育館横に建立された記念碑の除幕も行われた。

 式には、村外の卒業生や元同校職員、地元住民ら400人以上が出席を予定していたが、感染拡大防止のため、参加を取りやめに。出席者は全員がマスクを着用し、入り口で消毒して入場するなど対策を徹底。式後の懇親会も中止するなど、当初の計画から6分の1ほどに縮小して行った。

 同校の閉校については、村教育委員会が2018年6月から数回にわたり、児童の保護者や地域の人たちへの説明会を開催。同年11月に廃校を容認する決議書を村に提出した。

 昨年2月には、PTAや小崎公民館役員でつくる閉校実行委委員会(中瀬博光実行委員長、約50人)を組織。記念誌の発行や椎葉小PTAとの連携を進めてきた。

 中瀬実行委員長は「楽しみにしていた出席者も多くいたので残念だったが、致し方ない。式では子どもたちの姿に感極まった。盛大ではなかったが、立派な式だった」と話していた。

 同校は1874(明治7)年に創立。児童数は1963(昭和38)に136人とピークを迎え、その後は過疎化や少子化の影響で年々減少。2016年には10人を切った。在校生は新年度の4月からスクールバスで椎葉小学校に通学する。


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