新型コロナ−臨時休校の延長―

各市町村の対応決まる

　新型コロナウイルスの感染者が県内で発生したことを受けて県教委は９日、各市町村の対応をまとめた。県北では、延岡市、日向市、門川町、諸塚村が２６日まで、美郷町は２５日までの休校延長を決めた。

　県教委は６日、すべての県立学校の臨時休校を春休みの前日までとする対応を決定、市町村教委に伝えた。９日は、市町村の対応状況を聞き取った。


◆高千穂町小中学校の休校は２６日まで

　高千穂町教育委員会は１０日、町内全小中学校の臨時休校を春休み前日の２６日まで延長することを決めた。登校日は小中学校とも１６、３０日。ただし、小学６年生は卒業式前日の２４日にも登校する。

　卒業式は中学校が１７日、小学校が２５日に予定しているが、規模を縮小する。


◆五ケ瀬町の休校、春休み前日の２４日まで

　五ケ瀬町教育委員会は９日、臨時の校長会を開いて町内全ての小中学校を春休み前日の２４日まで臨時休校することに決めた。登校日は小中学校とも１２、１９日。１６日に中学校、２３日に小学校の卒業式は時間を短縮する。

　町内二つの放課後子ども教室「五ケ瀬風の子自然学校」「夕日の里にこにこ教室」は継続。自宅での見守りが困難な家庭の児童が対象。時間は午前８時〜午後６時。


◆諸塚村も２６日まで

　諸塚村教育委員会は臨時校長会を９日開き、村内の小中学校の臨時休校を２６日まで延長することを決めた。

　卒業式は１６日の諸塚中、２５日の村内小学校とも規模を縮小、時間短縮して行う予定。登校日は諸塚中は１５日、市内小学校は１６日の各午前中、修了式は諸塚中、市内小学校ともに２６日午前中に予定している。