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デイリー健康大学日向会場

本紙掲載日:2020-03-09
3面
小児の感染症について講話する澤日向病院小児科医長

小児科の感染症について

◆日向病院−澤小児科医長が解説

 財団法人デイリー健康福祉事業団(松下勝文代表理事)の第27期デイリー健康大学の第2回講座が20日、日向市文化交流センターで開かれた。日向病院(門川町南町)の澤大介小児科医長が「小児の感染症について」をテーマに講演した。

 澤医師はまず、小児の感染症は基本的には大人と同じであるとした上で、「子どもは免疫力が低く、小児特有の疾患もある」と話した。

 病原体の感染経路は、空気中に漂う病原体を吸い込む「空気感染」、せきやくしゃみで飛び散った病原体を吸い込む「飛沫(ひまつ)感染」、手に付いた病原体が口や鼻に入る「接触感染」、汚染された水や食品、血液、昆虫などからの「媒介物感染」が主な四つ。

 子どもの好発年齢があり、3カ月未満ではRSウイルス感染症、百日ぜき菌、サイトメガロウイルス。学童期ではインフルエンザ、ノロウイルス、伝染性紅斑(りんご病)や水痘、風疹などがある。

 乳幼児の呼吸器感染症で最も頻度が高いのがRSウイルスで、2歳までにほぼ100%感染する。重症化するのは1〜3%だが、早産児、慢性肺疾患、心臓に疾患を持っているダウン症候群、免疫不全を伴う赤ちゃんは、重症化しやいため注意が必要という。

 「検査により、十数分で診断がつくが、みんながかかるため、医学的に診断をつけることにはあまり意味はなく、重症化するかどうかが非常に大事」と伝えた。

 また、学童期に多いりんご病については、感染力が高いのは発熱などの潜伏期で、ほっぺが赤くなって病院にくる人は、感染力も低く、人に感染させることはほぼないという。

 ワクチン接種による感染予防効果には、「直接的効果」(自分がかからないこと)と「集団免疫効果」(周りに広めていかない)があり、「妊婦さんや免疫不全の人で、ワクチンを打ちたくても打てない人がいる。考え方の違いで打ちたくないという人もいる。その人たちに移らないのは、みんなが打ってくれているから。予防接種は打つべきもの」と強調した。

 そのほか、ワクチンの役割や必要性、最近問題になっている百日ぜきや風疹についても紹介。受講者はメモを取りながら、質問をするなど熱心に学んでいた。

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