一般会計補正など提案

延岡市市議会定例会に

　延岡市は３日、基金の積立金や職員退職手当の増額、各事業の増減額など３億８８４６万円の今年度一般会計補正や、国の補正計上に伴う減額など８億９０４４万円の来年度一般会計補正など計７件を、市議会３月定例会に提出した。可決されると、今年度一般会計の総額は６０８億２６２４万円、来年度一般会計の総額は６０７億４２５６万円となる。

　今年度一般会計補正の内訳は、財政調整基金積立金６億７６００万円のほか、退職手当の増額分が２億２５６３万円。国の補正に伴い来年度当初予算に計上していたＧＩＧＡスクールネットワーク構築事業５億６００万円、小中学校施設非構造部材落下防止改修事業など１億９８６０万円、小中学校大規模改造事業（トイレ施設）１億３１０６万円など。

　購入者が見込みを下回ったことによるプレミアム付き商品券発行事業の６億２４９６万円の減額、旧高千穂線の西延岡駅ホームなどを撤去計画から除外することなどに伴う高千穂線鉄道整備事業の２億１６５２万円の減額なども計上している。

　また、来年度一般会計補正は、国の補正計上に伴う減額で、ＧＩＧＡスクールネットワーク構築事業５億６００万円、小中学校施設非構造部材落下防止改修事業２億１０５６万円、小中学校大規模改造事業（トイレ施設）１億３１０６万円をそれぞれ減額した。

　このほかの提出議案は、今年度の国民健康、介護保険、後期高齢者医療の各特別会計補正と、水道事業と下水道事業の特別会計補正の予算関係の計５件。