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新型コロナ、感染防止に役立てて

本紙掲載日:2020-02-29
2面
贈られたマスクを手にする1年生3人と瀬戸口さん(後列左)、三樹校長

ミシンショップ日向

◆大王谷学園に手作りマスク

 日向市本町のミシンショップ日向(瀬戸口盛光代表)は25日までに、同市の大王谷学園初等部(三樹和幸校長、680人)などに手作りのマスクを寄贈
した。

 国内で新型コロナウイルスが猛威を振るう中、感染を防ぐのに有効な市販マスクが品薄となっている。

 こうした状況に、「マスクが必要な時期に購入が難しくなっている。マスクが足りているのかが気掛かりだった」という同ショップ営業の瀬戸口恒一さん(45)。

 そこで、「お世話になっている学校、児童のために役立ててほしい」と寄贈することに。ミシン教室の利用者ら約10人の協力で、縦約6センチ、横約10センチと小さめに設計したマスクを、ガーゼやさらしを材料に手作りした。

 同校には1年生の人数分を贈呈。学校を訪れた瀬戸口さんからマスクを受け取った工藤稀生(きりゅう)さん、森本唯愛(いちか)さん、西田紗彩(さあや)さんは「マスクを作ってくれてありがとうございます。大切に使います」とお礼を述べた。

 マスクは消毒済みで1枚ずつ袋に入れられており、三樹校長は「洗って使えるので大変ありがたい。保護者に文書などで趣旨などを説明した上で児童に配布したい」と感謝していた。

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