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こども未来創造機構の役割は?

本紙掲載日:2020-02-25
7面
活発な意見が交わされたトークセッション

フォーラムで探る−延岡市

◆学校・地域・家庭をつなぐ−4者の相乗効果に期待

 「(仮称)延岡こども未来創造機構」の設立を目指す延岡市は15日、同市本小路のカルチャープラザのべおか多目的ホールで「のべおかこども未来フォーラム2020」を開いた。教育関係者、地域での教育活動に取り組んでいる人ら約100人が参加。同機構の在り方について考えた。

 同機構は、学校、地域、家庭の3者に次ぐ、第4の存在という位置付け。同市は現在、関係団体と連携し、3者では果たせない役割を担う新たな仕組みづくりの検討を進めている。

 冒頭のあいさつで読谷山洋司市長は、「新しいもう一つの学校、地域の大人が先生になる仕組みをつくろうとしている。その中身を皆さんと一緒に考えるフォーラム。皆さんの意見をいただいて、一緒に仕組みをつくっていきたい」と呼び掛けた。

 第1部は「地域における人づくりのあり方」と題した講演会。二宮尊徳の7代目子孫で、親子をつなぐ学びのスペースリレイト代表の中桐万里子さん、隠岐國学習センター長の豊田庄吾さん、リクルートワークス研究所長の大久保幸夫さんがそれぞれ話した。

 第2部は、講演した3人がゲストスピーカー、延岡市出身で経済産業省産業人材政策室長の能村幸輝さんがコメンテーターとなり、「『機構の未来を語ろう』〜市がやるべきことはなにか?」をテーマにトークセッションが行われた。荒井崇副市長がコーディネーターを務めた。

 「子どもたちに求められる力は」の問いに中桐さんは「きのうまでの答えが通用しない時代。まだない答えを生み出す力、分からないことを楽しむ力、失敗してもトライする力が大切」、豊田さんは「自分で学びをつくっていく主体性、他者と関わりながら学ぶ共同性、学び続けることが大事」、大久保さんは「延岡市の子どもたちは素直さ、吸収力といったポテンシャルを持っている。深い経験をする場、機会を与えることで、一生懸命頑張り、ぐんと成長する」、能村さんは「まずは手を動かすこと、失敗しても続けていくことが大事」とそれぞれ意見を述べた。

 「機構に必要なこと」について、中桐さんは「学校、地域、家庭をコーディネートする、つなぐ人がいることで、単体では生み出せない化学反応を起こすことができるのではないか。その役割を果たすのが機構」と述べた。「『学校と地域と家庭でできないことを』と言わない方がいいのではないか」と提案した豊田さんは「4者が相乗効果を生むことが大事。機構が他の三つと一緒になって柔軟にやっていく必要性がある」と説いた。

 また、登壇した4人からは「多様な大人と関わる機会をつくることの重要性」についての意見も多く挙がった。

 参加者が記入したアンケートの意見が紹介された他、会場から意見や質問が寄せられる場面もあった。同市企画課によると、今回寄せられた意見、トークセッションで出された意見などを参考に、4月から、本格的に設立に向けた準備に入る予定という。

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