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2020年新春インタビュー(24)−海老沼茂日本政策金融公庫延岡支店長

本紙掲載日:2020-02-12
1面

経営課題、解決をサポート

◆継承支援しっかり対応したい

 −−昨年、延岡に着任されましたが、振り返っていかがですか。

 昨年は全国的に自然災害が相次ぎ、9月には延岡市内で竜巻が発生しました。被害に遭われた方にお見舞いを申し上げますとともに一日も早い復旧を願っています。公庫においても、事業者の施設復旧等の資金相談に対応しています。

 日常的には、地域経済の成長・発展のため、小規模事業者等の融資業務や情報提供活動をスピード感をもって行っています。特に、各地で春と秋に開催し「一日公庫」として親しまれている出張相談会では、身近な商工会議所、商工会や税理士事務所のご協力をいただき、昨年も迅速な融資を行うことができました。引き続き地域の民間金融機関との連携も深めて、事業者のさまざまな経営課題の解決をサポートしていきたいと考えています。

 −−県北の経済動向について、どう考えますか。

 内需は底堅く緩やかな回復が続いていますが、海外経済の不確実性に留意する必要があります。県北地域において業績の好調な企業は、ターゲットとする顧客を明確にするとともに商品やサービスの付加価値を高めて収益を伸ばしています。着実に整備が進められている高速道路網などを十分に活用し、「ヒト・モノ・カネ・情報」の循環速度を上げることが大切だと感じています。

 −−事業継承支援に力を入れていますが。

 事業は経営者の分身とも言われますが、将来的にご家族や従業員、あるいは第三者に引き継ぐにあたっての準備段階の資金相談が増えています。具体的な承継手続きの相談は、事業引継ぎ支援センターなど公的機関の支援体制が充実していますので、公庫もその一翼を担うべく、大切な事業の承継の機会にはしっかりと対応をしていきたいと考えています。

 最近では、創業希望者が事業を引き継ぐタイプもあり、長年培ってきた創業支援のノウハウが生かせると考えています。

 −−創業支援については、今後どのような役割を考えていますか。

 経営者は生産、販売、人事、労務、財務など全てに目配りをされていますので、創業後には当初想定していなかった新たな悩みも生まれます。事業が離陸後も安定飛行するため、創業後の経営者交流会を10月21日に開催しました。

 グループワークで営業や人事などの課題を話し合い、参加者からは経営のヒントが得られたと好評を得ました。

 −−高校生のキャリア教育の支援については。

 公庫では、毎年全国規模の「高校生ビジネスプラン・グランプリ」を開催しています。昨年は県北地域から2校が応募されました。多くの方々は、身近な生活をより快適に、または家族、友人や隣人のお困りごとを解決したいといった気持ちから生まれる良いアイデアをお持ちです。それらを実現する商品やサービスを具体的に考え、どのように宣伝したらよいか、赤字を出さない価格設定はどうしたらよいかなどをビジネスプランにまとめることは将来社会に出てからも役に立ちますし、地域への愛着も強まります。

 11月8日には日向商工会議所にて、県立富島高校が応募したビジネスプランの発表会が初めて開催されました。企業経営者から高校生にさまざまな助言をされているのを拝見し、温かな雰囲気と将来、地域のリーダーとして活躍してほしいという大きな期待を感じました。

 −−今年の抱負をお聞かせください。

 今年は県や市町村で取り組まれている「まち・ひと・しごと創生総合戦略」の第2期がスタートします。公庫は県北地域に支店が存在する意義を大切にし、商工会議所・商工会、生活衛生同業組合、民間金融機関、税理士等との連携を深め、政策金融機関の役割を発揮していきます。

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