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デイリー健康大学日向会場(上)

本紙掲載日:2020-02-05
2面
受講者を前に話す嶋田医師

「海外渡航における健康管理」松岡内科医院・嶋田雅暁医師

 公益財団法人デイリー健康福祉事業団(夕刊デイリー新聞社内、松下勝文代表理事)主催の第27期デイリー健康大学日向会場第1回講座はこのほど、日向市文化交流センター3階会議室であった。長崎大学名誉教授で松岡内科医院(同市原町)の嶋田雅暁医師(71)が「海外渡航(特に途上国)における健康管理について」をテーマに話した。講演の要旨を3回に分けて紹介する。

◆途上国への旅行・特別な心構え必要−日本にない病気、感染症多く

 今回は途上国に出掛ける時の健康上の心構えについて、体験談を交えて話したいと思います。

 インターネットで「日本渡航医学会」「厚生労働省検疫所(検疫情報管理室)」「外務省『たびレジ』」の三つのホームページにアクセスすれば、より豊富なデータがありますので、参考にしてください。

 途上国に旅行する時の一般的な心構えをよく聞かれますが、そんなものはありません。途上国といってもいろいろな場所があります。どんな所にいつ行くのか、行く所が都会なのか、田舎なのかも問題です。

 宿泊先も一流ホテルか、安い宿か、友人宅か、それとも野宿でもするのかで全然違います。あるいは滞在は短期なのか長期なのかなどで、途上国に行く時の心構えは変わってきます。

 例えばアフリカの草原に灌木(かんぼく)が生えているサバンナの田舎。家は水を掛けると崩れるような土壁です。臼で粉にしたトウモロコシを石の板の上で焼いて食べたりします。当然、電気はありません。水道もなく、飲み水は川にくみに行きます。風呂もなく、川で水浴びや洗濯もします。

 そのような田舎で健康上の問題が起こった時、住民たちの健康を一手に引き受けているのは、薬草やよく分からない薬を持っている占い師だけ。現代的な医療は受けられません。

 地方の小さな町では、ちょっとした病院もありますが、大手術はできません。

 では大都市はどうか。日向市はもちろん、福岡より大きく、ショッピングモールも豪華な都会では、大学病院や研究所もあります。

 都会では良い医療を受けることができますが、田舎ではちゃんとした医療は受けられません。それだけ田舎と都会の差があります。ですから、途上国に行くといっても、一体どこに行くのかで事情が違うわけです。

 とは言っても、途上国に行く時には特有の心構えが必要です。日本人は水道や下水道、電気などがあるのを当たり前だと思っていますが、途上国では社会的な保護が少ないのです。大都会の水道でさえ衛生上、飲むことができません。

 また、途上国にはマラリアなど日本にはない病気や感染症がたくさんあります。さらに旅という非日常的な世界に入るので、日本では絶対しない誘惑に負けてしまいます。そのような理由で途上国では特別な心構えが必要です。

【プロフィル】
広島県出身。長崎大学医学部卒業後、同大学の熱帯医学研究所熱帯病資料情報センター教授や熱帯感染症研究センター教授、ケニアプロジェクト拠点の拠点長などを歴任。アフリカや中南米の途上国で長く活動してきた。帰国後、介護老人保健施設「螢邑苑」(延岡市北川町)施設長を経て2017年4月から松岡内科医院に勤務。日本熱帯医学会、日本渡航医学会、日本アフリカ学会など所属。

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