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避難タワーが完成−日向市

本紙掲載日:2020-02-03
1面
1月末に完成した往還2号避難タワー(2日、日向市財光寺)
避難タワーの説明を受ける住民ら

財光寺往還区で開所式

◆2層式鉄筋コンクリート造り

 日向市が整備していた「往還2号避難タワー」の開所式が2日、財光寺往還区であり、市や市議会、工事関係者、地域の人たち約60人が出席し、施設の完成を祝った。県内にある既存の津波避難タワーで最大の避難有効面積、収容人数という。

 神事が営まれた後、往還区の河野政志区長があいさつ。南海トラフ地震が30年以内に70〜80%の確率で発生すると予想されていることに触れ、「タワー完成は心強い。防災に対する意識を高めるため、訓練や勉強会を実施し、行政と協力していかなければならない」と述べた。

 財光寺地区の日高辰彦理事長も「天気予報が70%であれば雨具を備えるはず。地震に対しても普段からの備えが大事。いま一度、家族や関係者と話し合ってほしい」と呼び掛けた。

 往還2号避難タワーは、2層式の鉄筋コンクリート造り。地盤高は6・5メートル。浸水想定は1・5メートル(海抜8・0メートル)で施設高は1層目が3・5(海抜10)メートル、2層目は6・5(同13)メートル。避難有効面積は約1215平方メートルで収容人数は約2430人。備蓄倉庫はベンチタイプ20基、物置タイプ1基を設置。ソーラー式の照明設備や電送機器なども設置されている。事業費は約4億2千万円。

 市は2015年度から「津波避難対策救急事業計画」に基づき、5カ年計画で津波避難タワーや避難路など全16の整備を進めている。これまでに14施設などが完成しており、今年度までに残りの2基(平岩地区のタワー、松原地区の避難山)を整備する。

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