いよいよ・キャンプシーズン

プロ野球、日韓８球団

◆Ｊリーグは１９チーム

　宮崎のキャンプシーズンが到来―。２０２０年春、県内では日韓のプロ野球８球団、サッカー・Ｊリーグの１９チームがキャンプを行う。県北では、Ｊ１ベガルタ仙台が延岡市、プロ野球・東北楽天のファーム（２軍）が日向市で実施。プロ野球は主に２月１日から、Ｊリーグはすでにキャンプインしているチームもある。

　県スポーツランド推進室によると、プロ野球は３年連続日本一のソフトバンクが宮崎市で。１月３１日午後５時３０分からは、同市内中心部で歓迎パレードとセレモニーを実施する。

　パリーグ覇者の西武、広島は日南市。オリックスは宮崎市清武。巨人は宮崎市で、初めて１〜３軍がそろってキャンプインする。ヤクルトはファームが西都市で予定し、ほかに韓国の斗山ベアーズも来県する。

　サッカーはＪ１〜Ｊ３合わせて昨年から３チーム増。Ｊ１王者の横浜Ｆ・マリノスは今月２３日から、宮崎市で。カップ戦覇者の川崎フロンターレは２４日まで、綾町で鍛える。

　また、サンフレッチェ広島は２年ぶり、Ｖ・ファーレン長崎は３年ぶりの宮崎キャンプで、いわてグルージャ盛岡（Ｊ３）は初めての実施。ＦＣ今治（同）は昇格後初のキャンプとなる。

　そのほか、箱根駅伝を制した青山学院大陸上競技部（長距離）、スピードスケートと近代五種のナショナルチームが宮崎市で合宿を行う。

　２１日の定例会見で河野知事は「宮崎で鍛えていただき成果が出るようサポートに努めていきたい。今年は東京五輪・パラリンピックの年。各チームに五輪代表候補選手も多く、その視点でも注目を」と語った。