健康増進の取り組み

明治安田生命と連携協定−延岡市

　延岡市と明治安田生命保険相互会社（本社・東京都、根岸秋男社長）は２０日、健康増進に関する連携協定を結んだ。市役所で締結式があり、読谷山洋司市長と同社宮崎支社の小島啓支社長が協定書に署名した。相互に協力し、市民の健康づくりに取り組む。

　協定は、両者が緊密な連携と協働活動を推進するとともに、地域の需要に迅速かつ適切に対応し、市民の健康増進や市民サービスを向上につなげることが目的。達成に向けて健康づくりやがん対策、その他の市民の健康増進を進める。

　具体的には、健康に関する講演会や運動イベントのほか、同社の社員が営業訪問する際に市実施の特定健診の案内を家庭に配布するなど、市民の健康に対する意識を高める取り組みを行い、健康寿命の延伸につなげるという。

　同社は、全国の約４０市町村と健康増進に関する連携協定を締結しており、九州の市町村との締結は延岡市で３例目。他の２例は都城市とえびの市で、いずれも宮崎県内。市町村との同協定の締結については、今後も広げていくという。

　締結式で読谷山市長は「健康が周囲の人々の幸せにつながる。健康長寿日本一を目指したい」、小島支社長は「締結はスタートライン。もっと市民の健康づくりの役に立てるよう努めたい」と話していた。

◆２月２４日に連携イベント第１弾

　協定締結に伴う連携イベントの第１弾として、「めざせ健康長寿！ｉｎのべおか」を２月２４日午後１時３０分から、延岡総合文化センターで開催する。

　「上手な医療のかかり方について」をテーマにしたパネルディスカッションや、女優でタレントの原千晶さんの特別講演「がん治療から１０年〜私のこれまでとこれから〜」がある。