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スマホアプリ・DiDiでタクシー手配

本紙掲載日:2020-01-21
3面
利用客のアプリ(右)と、ドライバー側のアプリ。乗客のアプリでは、向かってくるタクシーの現在地がリアルタイムで表示される

延岡など県内6カ所−第一交通などが提携

 タクシーの配車アプリなど交通プラットホームを提供する「DiDiモビリティジャパン」は20日から、延岡市、宮崎市など県内6カ所でサービスをはじめた。宮崎第一交通など県内5社と提携し、若者や外国人を含む観光客へのタクシー利用促進を図る。

 DiDiは中国発祥で、登録者数5・5億人、年間乗車数100億人を誇る世界最大の交通プラットホーム。AI(人工知能)を活用し、高度な分析・予測テクノロジーで、タクシー会社、乗客ともに高い利便性を受けられる。

 宮崎は国内22都道府県目の展開エリア。アプリを活用し、自分の現在位置まで簡単にタクシーを呼び、事前に目的地を設定する。タクシーの到着時間は全国平均5分。「呼んだらすぐ来る」と評判で、アプリ決済も可能という。

 今回県内では、宮崎第一交通、エムアール交通(宮崎市・児湯郡)、三和交通、宮崎タクシーの5社が提携。宮崎・延岡・日南・西都市、東諸県・児湯郡の6エリアで対応するという。

 20日、記者発表に出席した宮崎第一交通の吉松雄三社長は「若い人にタクシーを身近に手軽に感じてほしい。スムーズで効率のいい配車で乗務員の労働条件の向上、乗務員不足の改善につながれば」と期待を語った。

 DiDiは、今回のサービス開始に伴い、アプリに初めて登録し県内で利用した人を対象に1000円分のクーポンをプレゼントする初回利用キャンペーンを実施する。

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