楽しさ味わって−スポーツウエルネス吹矢
本紙掲載日：2020-01-18
8面
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宮崎延岡やぶつばき支部
◆さらなる普及へ「気軽にどうぞ」
延岡市の宮崎延岡やぶつばき支部（羽田直幸代表）が、性別や年齢を問わず手軽にゲーム感覚で楽しめる「スポーツウエルネス吹矢」に取り組んでいる。市内２カ所を練習場所に月３回ずつ活動。「多くの人に楽しさを味わってもらいたい」と普及に力を入れている。
スポーツウエルネス吹矢は、５〜１０メートル離れた円形の的を目掛け、長さ１・２メートルの筒で矢を放ち、的に当たった得点で競う。腹式呼吸をベースとした呼吸法で競技するため、呼吸器の機能向上や高血圧、ぜんそくなどの予防効果が期待できるニュースポーツとして注目されている。名称は昨年４月に「スポーツ吹矢」から改められた。
同支部は、日本スポーツウエルネス吹矢協会の地域支部として、公認指導員の下、６０〜８４歳の１０人で活動。毎年、県大会や南九州大会に出場しており、全国大会への出場も視野に練習に励んでいる。
本紙がきっかけでこのスポーツに出会ったという羽田代表は、始めて２年弱で公認指導員の資格を取得。さらに、現在は二級から七段までの階級のうち、五段の腕前で、「やっていて楽しい。この楽しさをほかの人たちにも味わってもらいたい」という。
県内には１４の支部があるが、県北では同支部のみ。現在は北老人福祉センター（山下町）と恒富南コミュニティセンター（緑ケ丘）の２会場で、月３回（各回２時間ずつ）の活動を続けている。今後、会員が増えれば会場や活動日を増やすことも検討している。
参加費は無料だが、日本スポーツウエルネス吹矢協会の会員として活動するため、年会費３千円が必要。「まずは気軽に体験してほしい」と呼び掛けている。
会場と活動日は次の通り。
▽北老人福祉センター＝毎月第１〜３金曜日の午後１〜３時
▽恒富南コミュニティセンター＝毎月第２〜４土曜日の午後１〜３時