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安心安全なまちづくりへ

本紙掲載日:2020-01-15
2面
服装点検を受ける交通指導員と交通少年団員

気持ち新たに活動始め式

◆延岡市交通指導員会と少年団

 延岡市交通指導員会(大野康男会長、36人)と同市交通少年団(森心春団長、12人)の2020年活動始め式が11日、市役所玄関前で行われ、交通事故のない安全・安心なまちづくりへの気持ちを新たにした。

 同会と同市「めひかり交通安全」対策本部(本部長・読谷山洋司市長)が毎年行っている。今年は指導員30人と少年団員6人が参加。服装や携帯品の点検があった。

 読谷山市長は「雨の日も、風の日も、暑い日も、寒い日も活躍いただいている。その安全の心が今年一年、今まで以上に広がることを切に願う」とあいさつ。延岡警察署の福栄芳政署長は「昨年1年間で人身事故、負傷者数が約20%減った。皆さんをはじめ関係機関・団体が一丸となって対策に取り組んでいただいた成果」とたたえた。

 また、延岡地区交通安全協会の上杉義則会長は「例年に比べて昨年は人身事故、物損事故が大幅に減少している。これもひとえに皆さんの日ごろからの地道な交通安全活動が大きく貢献していると思う」と述べた。

 同市交通指導員会は1958年、県内で最初に発足。街頭で交通指導に当たっているほか、交通安全のため必要な指導や交通安全思想の普及などを行っている。

 同市交通少年団は87年に設立。交通安全意識の高揚・健全育成を目的に、街頭キャンペーンや交通教室、野外研修などの活動を続けている。

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