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2020年新春インタビュー(7)−甲斐宗之高千穂町長

本紙掲載日:2020-01-15
1面
甲斐宗之高千穂町長

町制施行100周年をステップに

◆10月に大神楽祭・神々の息づく町を発信

 −−一昨年12月に初当選。昨年1月19日の就任からやがて1年です。
まだ1年たっていないかなという思いと、あっという間だったなという思いが入り交じった感じです。
 
 町内外の人と話す中で、高千穂の知名度の高さと、観光に関するポテンシャルの高さを改めて感じました。新たな観光地づくりや、観光で外貨を稼ぐ新しい取り組みなど、いろんなことにチャレンジしたいという気持ちが出てきているところですね。

 1年目としては、多くの人とのつながりを再構築し、町政運営をしっかりとしていく基盤づくりができた年だと思っています。

 −−昨年8月に鉄道公園化構想を発表しました。

 旧高千穂鉄道は、1972(昭和47)年に日之影町から高千穂町まで延伸された鉄道。高千穂鉄橋をはじめ、駅舎などは住民の皆さんの「高千穂まで鉄道を」という思いがこもった鉄道遺産です。町民にとって、当時東洋一の高さを誇った高千穂鉄橋は、開通への思いや鉄道が走っていたという象徴、シンボル。それを活用して残したいという思いが強くあります。

 宮崎県と延岡市、日之影町、本町とでつくる高千穂線鉄道施設整理基金は2020年度が利活用の最終年度。そんな中、旧高千穂鉄道の線路を走る高千穂あまてらす鉄道のグランドスーパーカートは年間約5万2千人の乗車があり、町に欠かせない観光資源になっています。その現状と鉄道遺産を遺したいという町民の思いを総合的に判断して鉄道公園化を表明しました。

 さびが進んでいる高千穂鉄橋の塗り替えが必要ですが、ただの塗り替えに何億という投資はできません。どう投資を回収するか考えた時に、鉄橋を歩いて渡れる歩廊化ということを考えました。来年度の予算で公園化基本計画を策定したいと思っています。

 −−今年は町制施行100周年です。

 1920(大正9)年4月1日に町制を施行して今年が節目。秋に記念式典の開催を考えています。また、100周年記念の町勢要覧、令和への御代替わりまでの高千穂町史を発行する予定です。

 東京五輪の聖火リレーが4月26日、県内では高千穂町からスタートします。このような行事も100周年と絡めて町内外に高千穂町をPRしたいですね。

 また、国文祭・芸文祭が県内で開催されます。高千穂町では10月24、25日に県内外から神楽保存会を招いて「神話の源流高千穂夜神楽御祭」という大規模な神楽祭りを行います。これも100周年と絡めて、神々の息づくまちということを、町内外に発信したいと思っています。

 −−今年の抱負をお願いします。

 町制施行100周年、東京五輪・パラリンピックが開催される年です。高速道路の整備が進むなど、未来に向けて明るい材料はたくさんあります。

 高千穂町は観光でのポテンシャルの高さがあり、町がまだまだ活性化していく可能性は十分。観光で外貨を稼ぐことに力を入れたいと思っています。

 現在、岩戸地区と三田井地区で取り組む通りの再生といったまちづくりを進めると共に、空き店舗を活用した新たな事業展開の支援、IT企業の誘致などにも力を入れながら、若い人たちが働く場をつくっていきたいですね。
 
 2020年の町制施行100周年を新たなステップとして、町に活気があり、子どもからお年寄りまでが生き生きと暮らせるまちづくりをさらに進める年にしたいです。

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