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安全安心な街づくり訴え

本紙掲載日:2020-01-11
1面
白バイに試乗する園児

推進協が新春のつどい−日向市

 「110番の日」の10日、日向市の財光寺ショッピングセンターで日向市安全で安心な街づくり推進協議会(会長・十屋幸平市長)の「新春のつどい」が行われた。同協議会や日向警察署、自主防犯ボランティア団体などから約150人が参加し、買い物客らに交通安全や110番の適正利用を呼び掛けた。

 十屋市長は、集まった各関係機関や団体の日頃の活動に感謝し、「交通安全、地域防犯に努め、安全安心なまちを一緒につくっていきたい」と呼び掛けた。

 協議会顧問の日高俊治日向警察署長は、昨年の管内の刑法犯認知件数は353件(前年比より33件増)、交通死亡事故件数は4件(同2件増)、飲酒運転の摘発数は43件(同4件増)であることを紹介。唯一減少した人身事故以外は、増加傾向にあるとした上で、「10月以降は良くなってきている。(今年は)期待しています」と話した。

 この日、日向署の一日警察署長を務めた日向市出身の歌手「おだや加奈子さん」もあいさつに立ち、参加者に110番の適正利用を呼び掛けた。

 市内の園児による安全宣言もあり、「道路や人けのない所で遊びません」「知らない人には付いていきません」などと元気いっぱいに宣誓した。

 その後は、参加者は買い物客などに交通安全や適切な110番利用などを呼び掛けながら、チラシなどの啓発グッズ300個を配布。署員による逮捕制圧訓練、白バイとパトカー、青パト隊のパトロール出発式もあった。

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