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新春インタビュー(5)−西川健諸塚村長

本紙掲載日:2020-01-10
1面

人口減少対策を重点に施策

◆FSCの村、取り組みさらに

−−昨年はどんな一年でしたか。

元号発表、新天皇のご即位、村制130年、婦人連絡協議会発足70年、村民文化祭70回など、大きな節目を迎えた年でした。
美郷町に林業大学校が開校し、森林環境譲与税の交付が開始され、今後の林業振興に明るい期待が持てる年でした。
インフラ整備の関係では、幹線の国道327号の村内2車線化が完全完了しました。ありがたいことです。国道503号の整備についても着実に進捗(しんちょく)しています。
新国立競技場、オリンピック、パラリンピックの選手村などにFSC(世界森林認証)の認証材が活用されました。これまでの取り組みが実り、今後の弾みになると思います。介護職員住宅の建築に着工し、住む環境、働く環境の整備も図っています。
しかし、人口減少対策、あらゆる分野における人材確保苦に苦悩する年でした。

−−昨年、村制130年を迎えました。これからどんな村づくりを進めますか。

人口減少対策を重点に、各種施策を進めることに尽きます。全ての分野において、山の仕事から福祉、教育、インフラ整備、建設業を含め、全ての分野における人材不足を少しでも改善する努力をしなければなりません。飽くなき闘いです。

−−村づくりの原動力としての林業、農業振興策をお聞かせください。

着実に伐採跡地の造林、植え付けをし、育林し、伐採という循環型林業の継続が大切です。
FSCの村を意識したこれまでの取り組みをさらに伸ばすように、いろいろと模索していきます。シイタケもFSC認証シイタケとして、従前からの施策を継続して質、量ともしっかり確保していきたいと考えています。
高冷地園芸や畜産、お茶も基幹産業なので、県やJA、関係機関の指導や支援を頂きながら、生産者、行政一体となってさらに振興していきます。
何よりも、林業も農業も全てですが、村民の皆さんが真面目に取り組んでいますので、頑張りに期待しています。

−−少子高齢化・人口減少対策、人づくり、文化・教育振興も欠かせません。

毎年のことですが、村民の安心安全の確保、幼児から高齢者まで健康に過ごせる医療福祉の連携した環境づくり、少子化対策、貴重な人材の育成、保育・教育、文化・教育の振興を総合的に進めていきます。

−−今年はどんな一年になりそうですか、どんな年にしたいですか。

現在、2020年から29年までの村の第6次総合長期計画および総合戦略を策定中です。新計画による村づくりのスタートとなります。
人口減少対策が最大の課題です。関係人口の拡大、人材の確保などを軸とした展開となります。今年一年ではなく、継続して取り組むべき課題だと捉えています。
計画を基に、村民が元気、農協、森林組合も元気、役場も元気。いろいろ厳しい時代でありますが、屈することなく、総力を発揮して、村づくりのできる一年にしたいと思っています。
一番の村づくりの原点は自治公民館活動にあります。こういう時こそ、行政だけでなく関係機関、村民一体となってやっていきたいと思っています。
人口減少を嘆くだけではなく、小さな家の強み、希望を持っていく雰囲気づくり、気負わず、地道に取り組んでいくべき。そのためには和、絆を大切に一丸となって村づくりを進めていきます。


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