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季節のなかで−湿田にハッチョウトンボ

本紙掲載日:2019-06-14
7面
草に止まって羽を休めるハッチョウトンボの雌

国内最少、ようやく姿見せる−日向市平岩

 国内最少のトンボとして知られる「ハッチョウトンボ」が、今年も日向市平岩の湿田で飛び始めた。

 成虫の体長は2センチ前後で、1円玉に隠れるほどの大きさ。雄は、羽化直後は橙(とう)褐色だが、成熟すると体全体が鮮やかな赤色になる。雌は、茶褐色で腹部に黄色や黒の横しまがある。

 成虫は例年5月上旬ごろから見られるが、今年は6月に入ってようやく姿を見せた。9月ごろまで見られるといい、湿地に生えた膝下ほどの雑草の間を羽ばたいて飛んでは、草に止まって羽を休める姿が見られる。

 2015年度改訂の県版レッドデータブックでは「絶滅危惧毅体燹廚忙慊蝓2甬遒砲聾内に広く分布し、個体数も多かったと考えられるが、湿地が減ったことなどで減少したとされる。県内の生息地は高鍋町の高鍋湿原がよく知られており、県北では同市や町の天然記念物に指定している美郷町南郷で確認されている。

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