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20年前のタイムカプセルを開封

本紙掲載日:2024-01-04
9面

大王谷学園中等部−日向

 日向市立大王谷中学校=大王谷学園中等部=(飯干光誠校長)で3日、20年前に埋設されたタイムカプセルが開封された。当時の生徒や教職員、PTA役員ら約120人が参加し、収められていた手紙や写真などに歓声が上がった。

 タイムカプセルは2004年3月、同校創立20周年記念事業として玄関前の花壇に埋設。石碑に「開封日2024年1月3日」と記され、申し送り書や、当時の在校生314人に宛てた案内はがきなどを収めたアタッシェケースが校長室に保管されてきた。これを受け、23年度のPTA執行役員が昨年6月から、開封の準備を進めてきた。

 手紙を受け取った当時の生徒や教職員らが次々と学校に集まり、久しぶりの再会を喜び合った。当時、PTA会長だった市議の三輪邦彦さん(69)は「あれから20年、いろいろあったと思うが、この20年間を共有したい。皆さんの未来が新しく開かれることを願う」とあいさつ。当時の教職員と生徒の計4人が、ステンレスでできた縦、横各50センチ、高さ30センチのタイムカプセルをシャベルで掘り出した。

 この後、体育館に移動して開封。ふたが外されると、当時のままきれいな状態で茶封筒に入った自分への手紙や新聞、教科書などが取り出され、歓声が上がった。

 参加した当時の生徒らはそれぞれ手紙などを手に取り、20年前の自分と対面。「懐かしい」「恥ずかしい」の声が上がった。

 カプセルを開封した江藤公之さん(34)=神奈川県平塚市=は、「(作文などが)きれいにそのまま残っていた。もう20年たったのかという気持ち」としみじみ。大分県臼杵市立西中学校教諭の松田知晃さん(35)=大分市=は「進学、就職、結婚と一番変わった20年間だった。またここから仲間と共に頑張れればと思う。自分が経験したことを子どもたちに伝えることができたら」と話した。

 当時、校長だった坂口和隆さん(75)=宮崎市=は「これからを担う人たち。心を新たにして丁寧に一日一日を過ごしてほしい」と願う。三輪さんは「時間と空間を超えて人をつなぐのが学校であり、学校が地域のプラットホームなのだと改めて感じた」と話した。

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