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家田荘子さん(作家僧侶)延岡で講演

本紙掲載日:2023-11-14
3面

暴力のない社会つくるために−「一緒に生きていこう」

◆パープルリボンキャンペーン

 内閣府男女共同参画局の「女性に対する暴力をなくす運動」(12〜25日)に合わせ、延岡市は11日、カルチャープラザのべおかで「パープルリボンキャンペーンのべおか2023」を開いた。作家で僧侶の家田荘子さんが講演。市民ら約300人を前に、「一緒に生きていこう〜あなたの愛を求めています」をテーマに話した。

 パープルリボンは、同運動のシンボルマーク。暴力のない社会をつくるため、市内では昨年から啓発イベントを実施している。

 家田さんは、女優やOLなどさまざまな職歴を経て作家になった。1991年には「私を抱いてそしてキスして―エイズ患者と過ごした1年の壮絶記録」でノンフィクション賞を受賞。2007年に高野山大学で伝法灌頂(かんじょう)を受け僧侶になった。

◇幼い頃に受けた暴力が

 物心ついた時から暴力を受けてきたという家田さん。「何か言って殴られるくらいなら、言わない方がいいとのみ込んでいた。大人になっても口に出さずに全部自分で受け止め、のみ込んでしまう性格になってしまった」と、幼い頃に受けた暴力が今も影響を及ぼしていることを訴えた。

◇直接会話が減ることで

 コロナ禍で家にいる時間が増えたことで、全国的に暴力が増えている。しかし「家の中で行われていることなので表に出ない」として、100冊を超す著作を出すに当たって行った取材を通して接した実態などを話した。

 少年院の少女たちの取材では、「話を聞いてほしい」「愛してほしい」といった欲求から、犯罪に手を染めてしまった事例を紹介。

 世の中でコミュニケーションの機会が減り、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の普及で、直接会話することも減っている。

◇「あいさつ」は解決法

 「話しやすい雰囲気を大人からつくっていかないといけない」と述べ、その解決法の一つとして挙げたのがあいさつ。

 「まちの皆さんがあいさつをしたら、あいさつができなかった人もできるようになる。続けることで、大きな声で、そして一言余分に話すことができるようになり、表情や変化に気付いてあげることができる」と勧めた。

◇小中生がスピーチ−「〃嫌〃をしっかり伝える」

 キャンペーンでは、ジェンダー平等について学んでいるガールスカウト延岡協議会の小中学生4人によるスピーチもあった。

 「嫌だったら、そのことをしっかり伝えようと思った」「自分が優しい心で行ったことは相手に伝わり、優しい心で返ってくるということを学んだ」などと発表。

 「Breakthechain(暴力の連鎖を断ち切ろう)」の音楽に合わせ、同協議会や市レクリエーション協会の会員らが力強く踊り、暴力根絶を訴えた。

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