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「記紀みらい塾」神話・伝承を学ぶ−高千穂高

本紙掲載日:2023-10-11
8面

県立看護大・大館教授が講話

 神話や伝承を通じて郷土愛を育む県の出前授業「記紀みらい塾」がこのほど、県立高千穂高校(長友美紀校長、266人)であった。県立看護大学教授で奈良県立万葉文化館研究協力員などを務める大館真晴さん(都城市出身)が訪問。1、2年生180人に「高千穂町にまつわる神話伝承について」と題して講話した。

 大館さんは冒頭、万葉集の一句を用いて歴史を研究する意義を問い、「古典を読むと昔の人の考えや価値観が分かるという面白さがある」と強調。「神話伝承」「民俗学」「農業」の三つの視点から、昔の人が水(稲作)に対して抱いていた思いに迫った。

 このうち民俗学では、秋の収穫に感謝し、翌年の五穀豊穣(ほうじょう)を祈るために継承されてきた国指定重要無形民俗文化財「高千穂の夜神楽」から、水神を祭る火伏せの舞「沖逢(おきえ)」を抜粋。神楽を舞う神庭(こうにわ)の天蓋(てんがい)には、水をつかさどるとされる竜神が描かれており、昔の人は水に対して強い思い入れがあったと定義した。

 古来の文献や町内に残る山腹用水路の巧みさなどから、豊かな生活を願って尽力したと考えられる先達に思いをはせ、「受け継がれてきた思いが、今の私たちの生活を支えている」とまとめた。

 2年の霜見碧さん(17)は「正直、知らないことばかりだったが、高千穂の歴史について考えるきっかけになった。先人の思いに倣い、これからの高千穂を支えていけるような人材になりたいと思った」と感想。

 大館さんは「学校でいろいろな科目を学んでいると思うが、たまには違う科目同士を結び付けて考えてみるのも楽しいかと思う。ぜひ、身の回りの文化にも目を向けてほしい」と話した。

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