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五ケ瀬中で「蒼天の向こうへ」上演

本紙掲載日:2023-09-25
3面

手記を元に朗読劇−息子の出撃を見送った父

 太平洋戦争末期、特攻出撃した延岡市出身の特攻隊長・黒木國雄さんと家族を題材にした朗読劇「蒼天の向こうへ」が今月7日、五ケ瀬町立五ケ瀬中学校(永富雅樹校長、65人)で上演された。

 戦争体験者の高齢化や減少により記憶の風化が懸念される中、県が戦争体験を語り継ぐために取り組む事業の一環。上演を希望する学校で語り部講話や朗読劇を行い、若い世代が平和について考える契機としている。

 この日は、俳優や声優を養成するオフィスMATプロダクション(時任眞由美代表、宮崎市)の6人が来校。國雄さんが士官学校に入り、出撃するまでの心情、息子の戦果に期待を寄せつつ、見送った後の寂しさなど肇さんの複雑な思いなどを繊細に表現した。國雄さんが家族に書き送った遺書も原文のまま読み上げた。

 上演後、特攻機に乗った國雄さんの横顔と、手を振って見送る肇さんの後ろ姿の写真が展示された。

 3年生の戸高来夢さんは「改めて戦争の怖さが分かりました。これから特攻するというのに笑顔を浮かべた國雄さんの思いは想像もできません。世代を重ねるにつれて戦争を知らない人も増えるので、家族や後輩にきょう感じたことを伝えたい」と感想。

 オフィスMATプロダクション代表の時任さんは延岡高出身。旧制延岡中出身の國雄さんの〃後輩〃になる。「私の父親が特攻隊の生き残りでもあり、その分思い入れの強い朗読劇です。お芝居を通して戦争体験者の思いや当時の状況を知り、平和のありがたさを感じてほしい」と話した。

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