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12チームが感性や表現力競う

本紙掲載日:2023-08-28
9面

第13回牧水・短歌甲子園

◆優勝は武蔵(東京)、2位宮崎大宮

 高校生が自作の短歌で感性や自己表現力を競う「第13回牧水・短歌甲子園」(日向市・同市教育委員会・日向若山牧水顕彰会主催)は19、20日、日向市中央公民館で行われた。予選を通過した県内外の12チームが出場。県北勢は富島と尚学館が臨み健闘したが、1次リーグ突破はならなかった。決勝は武蔵(東京)が宮崎大宮に勝ち、初出場初優勝を果たした。

 今年は全国から過去最多の36校61チームの申し込みがあり、予選審査で本選出場チームが決定。県北の2校を含む県勢5校のほかに東京から2校、福岡、神奈川、埼玉、宮城、青森から各1校が出場した。

 同大会は野球のように先攻・後攻を決め、交互に短歌を詠み合う対戦形式。一チーム3人で構成し、発表者は順に1〜3番「バッター(打者)」という設定で進行した。

 試合は打者が自作の短歌を朗詠し、31文字に込められた思いなどを他のメンバーが補足説明しアピール。守備側は相手の作品に対し言葉に持たせた意味や表現などについて意見や質問をぶつけ、攻撃側が意図や言葉に込めた感情、思いなどを答えた。

 勝敗は短歌の出来栄え、制限時間内での意見の攻防などを基に、審査員を務めた歌人の俵万智さん、大口玲子さん、笹公人さんの3人が旗判定で決定。選手から鋭い批評やユーモアのある回答が飛び出すと、審査員が「ヒット」と書かれたうちわを挙げたり、観客席から笑い声が起こるなど会場は大いに盛り上がった。

 3チームずつ4パートに分かれて行われた初日の1次リーグでは、「新」「競」「恋」の題詠で高校生ならではの視点や感性にあふれた作品を発表。富島、尚学館の両チームも個性豊かな作品で臨み、それぞれ歌に込めた思いなどを披露した。

 表彰式で個人賞が発表され、日向若山牧水顕彰会長賞に尚学館の東木場葵さん(2年)が選出された。東木場さんは「歌の良さを伝えるために先生やチームメートが協力してくれた。歌を評価していただけて、チームメートの2人、先生、先輩に感謝したい」と話した。

 来場者の投票で決まる牧水賞には、星野(埼玉)の佐野史絵那さん(3年)が選ばれた。

 審査員長を務めた歌人で若山牧水記念文学館長の伊藤一彦さんは「今年は一層レベルが上がった大会だった。作品が良く、また相手チームもよく研究してきている。はっとして、教えられることがいっぱいあった」と講評した。

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