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五月晴れの下、運動会

本紙掲載日:2023-05-22
7面

 今月に入って、県北各地の学校で運動会や体育大会が開かれている。子どもたちは各競技に全力で取り組み、周囲からは大きな声援が送られるなど、終始盛り上がった。


◆一致団結、競技に熱中−上南方小中

 延岡市立上南方小中学校(小林美和子校長、145人)の体育大会は16日、同校であった。青空の下、「OneforallAllforone」をスローガンに小中学生が団結。充実した表情を見せた。

 同校の体育大会は当初14日に予定していたが、前日の悪天候で運動場の状況が悪く、この日に延期していた。

 開会式後の学校応援では、いずれも中学3年の平川颯太実行委員長、稲垣翔大赤団団長、藤島教太白団団長らが登場。「雨が降らないように13日にてるてる坊主を作ったー。なのに雨が降った、ざんねーん」と悔しさを、「やってやるぞー、見とけー」と恵まれた天候でできることの喜びを全力で表現し、一風変わった「学校応援」が、会場の笑いを誘った。

 競技では、徒走や全員リレー、団技などで練習の成果を発揮。小学1、2年生による「ダンシング玉入れ」では、キツネの耳を着けた子どもたちが、音楽が流れるとダンスを、止まると全力で玉入れを行い、かわいらしい姿で保護者らを喜ばせた。

◇小林校長、衣装でも赤白両団を応援

 開会式で保護者から注目されたのが、小林校長の衣装。大会会長あいさつで前に立った小林校長は、帽子、Tシャツ、靴がすべて、赤、白半分ずつ。目を丸くしている子どももいる中で、「先生にできることは応援すること。全力で、赤、白応援します」と誓った。

 衣装探しは4月から取り掛かったものの、希望の物が見つからず、赤白同じサイズを買って補整店に頼んで仕上げたオリジナル。競技が始まると、言葉通り子どもたちのそばで全力で応援し、「一生懸命な姿がかっこよかった。感動がすごくて何度も涙が出ました」と話していた。


◆家族らの前で熱戦−延岡中

 延岡市立延岡中学校(粟田茂樹校長、282人)の体育大会は20日、同校であった。入場者の制限が緩和され、4年ぶりに昼食休憩も復活。グラウンドにはこの日を心待ちにした祖父母、きょうだいの姿も見られ、終始熱気に満ちていた。

 恵まれた天候の下、生徒たちは赤、白、青の三つの団に分かれ、優勝目指して徒走や団技、リレーなど13競技を競った。

 このうち学年別に行われた学級対抗リレーでは、男女混合の走順。抜きつ抜かれつの熱戦を繰り広げる中、クラスメートや教職員らが声援を送った。スマートフォンやカメラを手にした保護者らは身を乗り出し、子どもたちの活躍を見守った。

 コロナ禍で内容を縮小していたこともあり、今年はコロナ禍前のプログラムから、子どもたちがどんな競技を必要としているか、多くの人に見てもらえるものは何かなどの視点で内容を検討。見直した。

 コロナ禍前に比べると、競技数や時間は縮小されたが「短い時間の中でやれることを精いっぱいできた」と粟田校長。保護者から要望の多かった昼食休憩も設けられ、弁当を囲んだ和やかなだんらんを喜ぶ祖父母らの姿が見られた。


◆部活リレーなど盛り上がる−恒富中

 延岡市立恒富中学校(佐藤省吾校長、228人)は21日、体育大会を開いた。午前のみの開催だったが、部活動対抗リレーやばんば踊りなど特色ある11種目に凝縮。笑顔で盛り上がった。

 「精神一到勝利の壁駆け上がれ!」がスローガン。コロナ禍の情勢を反映し、時間は短縮したが、生徒や保護者の意向を尊重した種目を行った。

 部活動対抗リレーでは、社会体育に励む競技の生徒も参加。各競技の特色をアピールしながら、バトンやボールをつないだ。


◆大漁旗背に地域一体−細島小

 日向市立細島小学校(藤原裕司校長、88人)の運動会は21日、同校運動場であった。4年ぶりの通常開催で、コロナ禍で中止されていた港町ならではの競技も復活。薫風にはためく大漁旗を背に、地域一体となって盛り上がった。

 開会式で藤原校長は、4月から練習に励んできた児童たちに「その成果を100%発揮して頑張ってください」とエール。駆け付けた保護者や地域の人たちに「存分に楽しんでください」と呼び掛けた。

 スローガンは「心を一つに細島パワーで勝利をつかめ」。児童たちは赤団と白団に分かれて徒走、リレー、団技などで元気いっぱい競い合った。

 港町ならではの団技「東南綱引き合戦」では、伝統の「細島みなと祭り」にちなみ、地域の人たちが「東若」と「南若」に分かれて真剣勝負。その横で各団の4、5、6年生が太鼓台を担ぎ「ヨイヤサー」の掛け声で声援を送った。

 接戦を制したのは東若。ところが一回きりの勝負のはずが、どこからともなく「もう一回」コールが起こり、東若の了承を得て再び対決へ。その結果、南若が意地を見せ、1勝1敗で引き分けた。


◆心一つに元気な声−美郷北義務教育学校

 美郷北義務教育学校(菊池みどり校長、85人)の運動会は21日、美郷町の同校であり、グラウンドには元気な声が響き渡った。

 「雲外蒼天〜仲間と目指す最高の景色〜」がテーマ。開会式で菊池校長は「みんなで心を一つにして大いに運動会を盛り上げていきましょう」と呼び掛けた。

 園児と小学1〜4年の合同ダンスや園児、児童、生徒による全校綱引きなど、義務教育学校ならではの種目が繰り広げられた。


◆地域の人も参加、笑顔広がる−西郷義務教育学校

 美郷町の西郷義務教育学校(住吉京太郎校長、106人)の運動会は21日、同校で「心を燃やしてつかみとれ西郷ナンバーワン」と題して開催された。

 西郷伝統文化の西郷音頭では、全園児、児童、生徒をはじめ地域の人たちも飛び入り参加。中学生らの頼もしい姿と園児のかわいらしい踊りに会場には笑顔が広がった。

 住吉校長は「今回から地域の人も制限なく来場してもらった。マスクも取れ、子どもたちの笑顔が見られるのはやっぱりいいですね」と話した。


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