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整備に貢献したコノハナロードに植樹

本紙掲載日:2023-04-22
7面

延岡市民応援隊などが感謝込め

◆故高藤誠さんを追悼

 延岡市野地町のコノハナロードで15日、同所の整備活動に貢献し、2月に他界した高藤誠さん(享年60)=同市別府町=を追悼する記念植樹があった。NPO法人コノハナロード延岡市民応援隊の隊員ら関係者約20人が参加。大柄だった高藤さんに合わせて大きな河津桜を植樹し、生前の活動に感謝の気持ちを伝えた。

 高藤さんは、第一環境管理(大武町)の社長、後に会長として同所で出た刈り草やごみの回収を引き受け、必ず週2回、社員が収集に訪れた。自身も定期的に草刈り作業に参加。さらに、乗用草刈り機やエンジン式自動噴霧器、スタッフジャンパーを寄贈するなどした。「感謝してもしきれない」と、同隊理事長の松田庄司さん(80)が、植樹を企画した。

 河津桜の名所を延岡につくろうと、松田さんらが活動を始めたのは2008年。翌年、谷平興二さん(76)=延岡観光協会前会長=の紹介で高藤さんに会い、膨大な刈り草の収集を依頼すると、快く引き受けてくれた。

 その後しばらく会っていなかったが、ある日、同所で草刈り作業をしている大柄な男性を発見。その日のことについて谷平さんは、追悼の言葉の中で「怖そうな人が草刈りをしていると松田さんから連絡をもらい、ピンときた。体も顔もでかく、恐ろしい感じだったが、付き合うと優しい男だった」とユーモアを交えて振り返り、出席者の笑いを誘った。

 松田さんは「見場(みば)よ、見場が大事と、見た目がきれいになるように草刈りしてくれた」「日焼けしてヒグマのように大きく感じた。笑顔を絶やさず作業していた姿が忘れられない」など、思い出を交えて感謝の言葉を並べ、「社会に貢献するという高潔な精神に心打たれ、共感しながら、高藤さんからの物心両面の支えをいただき、ここまでこられたような気がする」と、声を詰まらせた。

 第一環境管理から白石貴士社長ら5人も訪れ、高藤さんが誰よりも早く出勤し笑顔で草刈り作業に出掛けていたことなどを紹介。「皆さんの活動に感銘を受けたからこそだと思う。社員も学ぶことができた。今後も変わらない付き合いを」と呼び掛けた。

 この日はあらかじめ植えた苗の周りに、松田さん、谷平さん、白石社長が順番にスコップで土をかぶせ、記念プレートを掲げて記念撮影。高藤さんの在りし日に思いをはせていた。

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