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第18回夕刊デイリー新聞社杯県北地区高校野球大会

本紙掲載日:2023-04-18
7面

延岡学園−南が逆転満塁弾「全員の力を合わせた」

 チームの主力を務める2人を除く2年生42人で挑んだ延岡学園。ド派手な逆転劇の主役、南龍成は「2年生だけで試合をさせてもらい、全員で力を合わせることができた」と喜びは収まらなかった。

 今大会は背番号1を付け、2回戦は完投勝利。最終日は決勝の三回途中まで、登板に備えた。

 「1年生大会も県北予選で負け、最弱とまで言われた世代。悔しい思いをぶつけたかった」

 マウンドでは再三ピンチを招くが「捕手の井上(尚倖)がうまく配球してくれて、ベンチの仲間も声で支えてくれた」。反撃につなげる。

 八回は4四死球で3点差としなおも2死満塁。2ボール2ストライクと追い込まれるが、「追い付くために右中間への打球を意識した」。変化球に対応すると〃芯〃に当たった感触が残った。

 反発の少ない新規格バットを試用した今大会、西階での唯一の本塁打は劇的な逆転満塁本塁打となった。

 春、初めてメンバー入りしたが結果を残せず迎えた今大会。ヒーローとなった左腕は「先輩たちは強い。自分を磨いて成長し、夏もチームに貢献できれば」と力強かった。


◆平井は11回完投、準決勝−坂口が逆転サヨナラ打

 延岡学園は準決勝も劇勝だった。投げては平井健次朗。左腕同士の投げ合いを9回無失点、2度のタイブレークも1失点に抑えると、最後は途中出場の坂口渉。「先発じゃなく悔しさを持って(打席に)立ち、打てた」と納得の表情だった。

 私学対決は「緊迫した試合で、ゼロで帰ってくることを意識した」と平井。初回、無死一、二塁を招くなど、8回まで毎回走者を許すが、要所で緩急がさえ、得点を許さず。タイブレークでも1失点のみに粘った。

 勝負を決めたのは坂口。無死一、二塁のタイブレークで「(サインが)バントじゃなかった。平井が抑えてくれて、みんながつないでくれたから、絶対に決める」。高めに素直に反応すると、左翼手の頭上を大きく超える逆転サヨナラ打となった。

 チームでは夏へ向け、部員91人の競争が始まる。坂口は「だれからも信頼される選手になって、夏のメンバー入りを目指す」。平井も「目標は夏のベンチ入り。そのためにもっともっと結果を出したい」と貪欲だった。



◆聖心−渡野17K快投実らず

 聖心の3年生左腕、渡野弘翔は九回途中、打者35人から17三振を奪う快投。援護なく敗れたが、「最後まで投げきれず悔しい」と、自責した。
昨春以降、左肩の故障があり、半年間ほど静養した。その間に走り込んだことで、球速もアップしたという。

 ダイナミックなフォームから直球、変化球ともに抜群の切れ味。四死球7とやや苦しんだが、四回の1死満塁を連続三振でしのぐなど、力ずくで抑え込んだ。

 夏へ向け、「中盤から球数が増え、投げるスタミナが無くなった。投げきれるスタミナを磨き、夏はエース番号でみんなを甲子園に連れて行く」と誓った。

◇一本が出るチームに−聖心・長瀬昊(主将)
「緊迫した試合で、どんな場面でも強気で行けたが、好機に一本が出なかった。この敗戦を生かし、一日一日、自分たちで重圧を掛けながら、一本が出るチームにしていく」

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