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制定は1934年3月−延岡市の市章

本紙掲載日:2023-03-08
3面

考案は延岡新聞の発行者、増井さん

 大きな円はひらがなの「の」、小さな円は「べ」、そして全体で丸い形の「岡」をイメージしたデザイン。延岡市民におなじみの市章(ロゴマーク)。制定は1934(昭和9)年3月という。

 当時、公募で決まり、制作者は、同市新町に在んでいた増井貞猪さん(故人)。現在、増井さんの娘さんと息子さんはどちらも延岡を離れているが、おいの赤坂彦四郎さん(75)=歯科医師=が平原町に住んでいる。

 赤坂さんの父の兄に当たる増井さんは、12(明治45)年3月に創刊された延岡新聞の発行者だった。「当時の新聞社の住所は東臼杵郡岡富村で、月に6回発行していたようです。残念ながら、45(昭和20)年6月29日の延岡大空襲で亡くなりましたが」

 延岡新聞といえば、昨年12月から、市立図書館で一部がデジタル化された記事の公開が始まった、昔の延岡を知る上で貴重な資料。新聞発行という事業を営んでいた増井さんは、地元メディアの先駆け的存在だった。

 また、市章採用の副賞は「賞金20円」。20円がどのくらいの価値があったのか、正確には分からないが、ある金融機関のウエブサイトによると1円の価値は現在の4000倍から2万倍だったとあった。

 赤坂さんは、「市制施行の節目の年になると伯父さんを思い出す」といい、市章のルーツについて、「普段から見慣れたあのロゴマークに、どんな意味が込められているのか、そのルーツについて、90周年の節目に考えてもらえたら」と話していた。

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