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最後の「心澄ませばコンサート」

本紙掲載日:2023-03-01
7面
「愛着はありますが…」。心澄ませばコンサート・ファイナルの開始を前に、アートホールmimozaでピアノに向かう岩田さん

4日から、ピアニストの岩田典子さん−アートホールmimoza

 延岡市愛宕町在住のピアニスト岩田典子さん(64)は、4、5、11、12日のいずれも午後2時から、同所のアートホールmimozaで「心澄ませばコンサート」を開く。今年中に、関東に住む子ども3人の近くに転居する予定のため、今回が同ホールでは最後のコンサートになるという。

 岩田さんは、重い難聴を患いながら、指先の感覚と音を一つ一つ結び付けることで演奏活動を続けてきた。

 同ホールは、旧岩田歯科の診療室(床面積40平方メートル)を生かして2018年にオープン。耳ではなく〃心〃を澄まして聞いてほしいと名付けたコンサートをこれまでに3回、コロナ禍中の20年7月には「触れ合えなくても響き合えるコンサート」を開いた。

 「好きなピアノを弾いて、時々皆さまに聞いていただく機会もあって…、子どもたちが帰れる場所を守りながら、ずっとそんなふうに過ごしていくつもりだったのですが、昨年夏に家族で集まった時、私が近くにいる方が安心だという、子どもたちの意向が分かったんです」という。

 「そうしようかな」と思い始めると、行動の早い岩田さん。「ピアノが1台置けること」を条件に転居先を探し、早速決めてしまった。

 16年のピアノパラ日本代表選考会で「聴衆賞」を受賞した際に弾いてタッチにほれ込み、翌年に購入したベヒシュタイン(ドイツ)のピアノなど大事な物だけを持って行く。自宅とホールは既に売りに出しているという。

 心澄ませばコンサート・ファイナルでは、このピアノでシューマンの「子供の情景作品15」(全13曲)、ドビュッシー「月の光」、石黒りか「夕焼け小焼けのバリエーション」、ショパン「猫のワルツ」などを弾く。

 猫のワルツは、21年ショパン国際ピアノコンクールで2位入賞した反田恭平さんが2次予選で弾いた曲で、今回新たに取り組んだ。

 「ピアノを弾くと、頭の中で鳴る音楽を楽しむことができる。私の財産です。延岡に住み、いろんなご縁があって、出会えた友達が支えてくださった」と感謝する。

 入場は無料。子ども食堂を支援する募金箱を設け、協力を呼び掛ける。

 各日とも定員約20人でほぼ埋まっているが、5日は少々余裕があるという。

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