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「突き押し」一本ただひたすらに

本紙掲載日:2022-12-29
9面
抱負を語る長村さん
南小6年時の校長・澤野教育長(左)と南中の先輩・読谷山市長から激励を受けた

長村さん「テレビで『延岡市出身』と」

◇本記1面参照

 大相撲・木瀬部屋入りを決めた延岡市出身の長村晃宏さん(18、静岡・飛龍高3年)。初土俵となる予定の来月8日の初場所を前に帰郷し、夕刊デイリー新聞社の取材に応えた。「琴恵光関が呼び出しで『延岡市出身』と紹介されるたびに自分もオッとなっていた。関取になり、テレビで『延岡市出身』と見せられるよう頑張りたい」。弱肉強食の世界に、「気合だけは負けない。突き押ししかできないので、ただひたすらそれを磨いていく」と身一つで挑む覚悟だ。

 父・光生さん(53)、母・ひろみさん(49)と兄の4人家族に育った。水泳、サッカーなどを習っていて、相撲に出合ったのは小学3年生の時。紹介を受けて、わんぱく相撲延岡大会に出場した。

 以降は毎年初夏のわんぱく相撲に出場。6年時は、南小の校庭で練習を積み団体と個人優勝、全国大会に進んだ。「相撲を見ていたわけでもなく、何も知らなかったが、勝ったときの喜びが楽しかった」。その道に進むことを決めた。

 6年時から市内の北方相撲クラブに入門。南中時代は延岡相撲道場で腕を磨き、2年時に全国ベスト8に輝いた。

 高校は「強くなるための学校を選んだ」。二つ上に熱海富士関(最高位・前頭十五枚目)などが在籍した強豪に進学。コロナ禍にも苦しみ、「大会も中止になり、練習も思うようにできない時期があったが、工夫しながらなんとか頑張ることができた」。

 最上級生となり、春の全国選抜は先鋒(せんぽう)を務めた団体で日本一。個人では、全国選抜・全国総体ともに8強に入った。

 進路は、複数の大学・相撲部屋から誘いを受けたが、「自分が何がしたいかを考え、大学の4年間より大相撲で稽古を選んだ。自分で考えて取り組めて、関取も多く、格上と稽古できる環境。直感で選んだ」。木瀬親方(元前頭筆頭・肥後ノ海)が率いて、宇良関(前頭七枚目)を筆頭に十両4力士を擁する部屋に入門を決めた。

 「まずは関取を目指し、ひたむきにひたすら稽古に励みたい」と決意。「小6で本格的に相撲を始め、技術的には劣る。その分、瞬発力とパワーという持ち味を生かした突き押しを極めたい」と一本道を進む覚悟を持つ。
目標には、高校の先輩で「体は小さくても真っ向から向かっていく姿がかっこいい」という翠富士関(前頭三枚目)を挙げた。

◆澤野教育長は南小時代の校長

 長村さんは28日、延岡市役所で読谷山洋司市長と澤野幸司教育長に角界入りを報告した。

 澤野教育長は長村さんが6年時、南小の校長を務めており、うれしい再会に。「わんぱく相撲を前に体育の先生から誘われ、学校の砂場で練習していた姿を思い出す。学力も高く、会うたびに相撲への向き合い方を自分の言葉で話してくれていた。活躍し次に続く子どもたちにいい影響を与えてほしい」と目を細めた。

 南中の先輩にあたる読谷山市長は「南小の砂場から関取が誕生すると、うれしくなる。最初は苦労もあるだろうが、それを強さに変えて、大人気の琴恵光に続くよう頑張ってほしい」と激励した。

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