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さらにおいしい白ネギ

本紙掲載日:2022-12-24
3面
白ネギの選別作業をする末永さん(右)と川並さん

うつぎファーム、収穫始まる−延岡市北方町打扇

 延岡市北方町打扇の農事組合法人「うつぎファーム」が運営する畑で白ネギの収穫が始まった。同法人職員の末永悟さん(39)と川並恒久さん(36)が、美郷町北郷黒木にある24アールの畑で作業に従事している。今月上旬から始まった収穫作業は来年3月ごろまで続き、JA延岡の産地直売所や延岡綜合地方卸売市場などに出荷される。

 末永さんと川並さんによる白ネギ栽培は昨年から始まった。最初の年は地元北方町で栽培したが、連作障害を避けるため、隣町にハウスを建てる場所を確保したという。

 町境をはさむものの、畑はうつぎファームから車で15分のほど近い場所にある。その日に収穫した白ネギはファームの作業場に持ち帰り、選別機に通して長さをそろえて袋に詰め、翌朝出荷する。

 2人は夏場にも収穫できるようにと、10月と12月の年2回種まきをしているほか、ベビーリーフの栽培や稲刈りの手伝いにと年間を通して農業に汗を流す。

 白ネギ栽培に関しては、夏場の下草刈りや病害虫対策、土壌の管理を大切にしているという。「さらにおいしい白ネギを生産すること。高い等級になる率が上がるよう、しっかり技術を磨いていきたい」と声をそろえて意気込みを話していた。

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