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縄文から古墳時代−土器など出土

本紙掲載日:2022-12-09
8面
竪穴住居跡の解説を受ける参加者たち
出土品を観察する参加者たち

五ケ瀬町三ケ所・樋口遺跡で現地説明会−県埋文センター

 県埋蔵文化財センター(菊村祐司所長)はこのほど、国道218号五ケ瀬高千穂道路の整備に伴って発掘調査を進めている五ケ瀬町三ケ所の「樋口遺跡」で現地説明会を開いた。午前の部、午後の部に町内外から約40人ずつが参加。悠久の時を超えて出土した遺物や遺構を通じ、先人の暮らしに思いをはせた。

 県民に歴史や文化財への関心を深めてもらおうと各遺跡で実施。樋口遺跡は五ケ瀬川支流の室野川南方に位置しており、今年8月から、国道整備により壊される約2500平方メートルの調査を行っている。同町では1992年の広木野遺跡調査に続き30年ぶり。

 同センターによると、これまでに竪穴住居や落とし穴などの形跡、縄文時代の打製石鏃(せきぞく)、弥生−古墳時代の土器、中世−近世の貿易陶磁器などが出土。九州山地を中心に分布する免田式土器や熊本県で多く見られる脚台付きの土師器甕(はじきかめ)もあり、近隣地域との交流がうかがえる。また、出土品の傾向などから弥生時代以前には狩猟の場だったことが判明したという。

 この日は調査担当職員が案内役となり、遺跡を見学。土壌層や遺構についての解説、石斧(せきふ)のレプリカを使った林業デモンストレーションなどを行ったほか、調査時に使う仮設事務所では出土品の展示もあり、興味深そうに目と耳を傾ける姿が多く見られた。

 参加した甲斐美枝子さん(73)と飯干さちよさん(69)=ともに同町三ケ所=は「地元にこんな遺跡があったなんて知らなかった。昔の人たちの生活や知恵をうかがい知ることができて勉強になったし、とても楽しかった」と感想。

 同センター調査課の留野優兵主任主事(32)は「遺跡から先人の暮らしや時代の変遷などを感じて楽しんでいただければうれしい。地元の方々をはじめ、多くの県民に歴史や文化への興味を育んでもらうきっかけになれば」と話した。

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