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「戦争は愚かな行い」

本紙掲載日:2022-11-23
8面
児玉さん(右)の話に聞き入る児童たち

太平洋戦争体験者・児玉さんが講話−土々呂小

 平和の尊さを学ぶ「戦争体験語り部講話」は4日、延岡市の土々呂小学校であり、太平洋戦争を体験した日向市の児玉憲幸さん(87)が6年生児童38人に当時の様子を語った。

 児玉さんは日向市平岩の出身で、6歳の時に太平洋戦争が起きた。まず、ロシアの侵攻が引き起こしているウクライナでの戦争について「あってはならない、本当に愚かな行い。戦争を始めたトップの人間の気持ちが分からない」と言及。米軍機の機銃掃射から逃げた経験や食糧難、沖縄から疎開してきた子どもたちを見てきた体験などを振り返った。

 太平洋戦争が勃発した原因を「資源の奪い合いだった」と説明し、「今なら平和的に話し合って、売ったり買ったりできますが、当時は力で奪うという考えでした」「開戦当初は日本が優勢でしたが、しかし、1、2年すると相手国の兵器が進化して戦局が逆転し、日本国内は追い込まれました」

 「資源のない日本は、銃弾や兵器を作るために家々から鍋や釜、寺院からは鐘を供出(提供)させられました。そして軍部の出す〃鬼畜米英〃という話を信じて、軍国主義に陥り『お国のために』と多くの若者が命を落としました」

 「戦争は人間を変えてしまう。昔は機銃掃射、今はロケット弾と違いはあるけれど、人を殺すことには変わらない。戦争は命を粗末にするむごいもの。皆さんも大人になったら、平和について考え、どうしたら平和を守れるかを考えてください」と呼び掛けた。

 児童たちからも「一番怖かったことは何ですか」「戦争中はどんな物を食べていましたか」「児玉さんはけがをしませんでしたか」などと積極的な質問が挙がり、児玉さんも一つずつ丁寧に答えていた。

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