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色彩豊かな作品展示−シャガールのリトグラフ展

本紙掲載日:2022-11-21
7面
27日までギャラリーかわなかで開かれている「マルク・シャガール展〜愛のリトグラフを集めて」

27日まで延岡・ギャラリーかわなか

 延岡市伊達町のギャラリーかわなか(川中啓二代表)は27日まで、20世紀を代表する巨匠の1人、マルク・シャガールのリトグラフ展を行っている。入場無料。24日は店休日。開場は午前10時〜午後6時。

 色彩の魔術師と呼ばれたシャガールがパリのムルロー工房で手掛けた版画集「エルサレムウィンドウ」からイスラエルの12民族をモチーフにしたリトグラフや、1957年制作の挿絵本「ジャックラセーニュ」に登場する15点の中の一つ「フルートを吹く人」などを展示している。

 川中代表は「色彩豊かで貴重な作品ばかりです。ぜひご覧ください」と来場を呼び掛けている。

【マルク・シャガール】1887年ロシアに生まれる。1910年パリでアカデミージュリアンに通う。14年にはベルリンで初の個展を開催。一度ロシアに戻るが第1次世界大戦勃発のためパリに戻れなくなる。22年ロシアからベルリンに移りその後パリへ。同年に最初の銅版画「わが生涯」を制作した。62年ハダサー大学医療センター付属シナゴーグ(エルサレム)のために制作したステンドグラスがパリ、ニューヨークを巡回した後に公開。77年フランスレジオン・ド・ヌール最高勲章受章。

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