みやざきシェイクアウト
本紙掲載日：2022-11-08
3面
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４日・一斉に防災行動訓練−３０日まで継続
地震に備える県民一斉防災行動訓練「みやざきシェイクアウト」は４日、県内の各企業や団体、学校などで実施された。子どもから大人までが、�〇兩�を低く��体・頭を守って�Ｍ匹譴�収まるまでじっとして―の基本行動を実践した。
シェイクアウトは、２００８年に米カリフォルニア州で始まった防災訓練。会場に参加者を集める方式とは異なり、事前登録した参加者が、同じ時刻に、一斉に、それぞれの場所で地震発生を想定した安全確保行動を行う。
県では「津波防災の日」と「世界津波の日」（１１月５日）に合わせて、毎年同４日午前１０時からを基準に、各所で一斉に訓練を実施している。取り組む期間を３０日までとして、「各自の都合で日時を設定して実施していただければ」と呼び掛けている。
県危機管理課によると、８年目となる今年は４日現在、３０１団体の計約６万１１１６人が参加登録している。
◆授業中に突然の訓練−延岡小
延岡市立延岡小学校（工藤寿充校長、４１１人）は、４日午前９時１５分から訓練。授業中に突然、地震発生と安全確保を促す校内放送が流れると、児童はすぐに机の下に隠れ、一言もしゃべらずに揺れが収まるのを待った。
同校は１０月２１日にも、予告なしでの避難訓練を実施。津波の浸水想定区域にも指定されていることから、今後も地震・津波を想定した防災訓練を積極的に行っていきたいとしている。
６年２組の塩見謙太さんは「訓練だから今回はそんなに怖くなかったけど、本当に地震が来た時は怖いと思う。地震が来ても冷静に、みんなのことも考えて避難したい」と話した。