賞の人−向江クラブ小峰子供を守る会（延岡市）
本紙掲載日：2022-11-04
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◆沈み橋の安全確保を継続
「はい、みんな集まって」「気を付けて行ってらっしゃい」。延岡市の小峰公民館前では毎朝、会員らが登校する小学生が集まるのを待って、送り出すにぎやかな声が響く。
「継続的に活動できるボランティアを立ち上げてはどうか」と２０１１年、当時区長だった�謀栂慣�代表が提案。五ケ瀬川に架かる小峰沈み橋は通学路で、周辺が雑草に覆われていたため、子どもを守ろうと発足した。
同所の地元の呼び名から「向江（むかえ）クラブ」と命名し、現在は１５人で活動。特に、大雨などで川が増水しそうな時に児童が沈み橋を無理に渡らないように見守り、除草作業を重ねて一帯の見晴らしを良くした。
もともと小峰区域だった延岡インター線沿いを含む対岸側の河川敷も、現在管理する国土交通省の延岡河川国道事務所などが協力した草刈りや野焼きで景観を美化。花壇や運動グラウンドも整備し、市民の憩いの場として喜ばれている。
洪水に強い地域も目指しているという会員ら。�謀賃緝修話脇擦奮萋阿鯆未靴董◆崙舛旅發つ�民が育ち、周囲から目標とされるような地域になれば」と期待している。
（推薦者＝柴田和彦小峰町区長、佐藤晋一さんさんクラブ南方会長、川口洋一同書記）