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FC延岡AGATA−地域CLに初挑戦

本紙掲載日:2022-11-02
8面

11日から群馬で1次リーグ

 〃県北からJリーグ〃を目指し2019年に創設したFC延岡AGATA。20年の本格始動から3年目の今季、Jリーグ(J3)の一つ下のカテゴリーとなる日本フットボールリーグ(JFL)昇格を懸けた「全国地域チャンピオンズリーグ(地域CL)」の出場権を手にした。11月11日に開幕する地域CLの概要とAGATAの試合日程を紹介する。

 日本サッカーは、プロリーグであるJリーグ(J1―J2―J3)を頂点にアマチュア最高峰のJFL、地域リーグ、都道府県リーグというピラミッド型のリーグ構造になっている。

 AGATAが属する九州リーグは、全国に九つある地域リーグの一つ。各地域リーグで総当たりのリーグ戦が繰り広げられる。この地域リーグからJFL昇格を懸けて行われる大会が、地域CLだ。

 地域CLは地域リーグの優勝9チームに、全社(全国社会人サッカー選手権)を勝ち抜いた3チームの計12チームによるリーグ戦。3グループで1次ラウンドを戦い、各グループの1位と、2位で最も成績の良い1チーム(ワイルドカード)が決勝ラウンドに進出する。決勝の上位2チームがJFL昇格となる。

 AGATAは初参戦だった九州リーグは2位で終えたが、全社で3位に入ったことにより出場権を獲得。1次ラウンドは、Aグループ(群馬会場、アースケア敷島サッカー・ラグビー場=前橋市)で栃木シティFC(関東代表、栃木県)、FC刈谷(東海代表、愛知県)、BTOPサンクくりやま(北海道代表)と対戦する。

◆関東、東海、北海道の王者と対戦

 初戦(11日午後1時30分)のBTOPサンクくりやまは、今季北海道リーグ11勝2分けの無敗王者で、選手は全員プロ契約。AGATAは全社準決勝で戦い、2―2からPKで敗れている。AGATA同様初出場での昇格を目指す。

 2戦目(12日午前10時45分)は栃木シティFCと対戦し、今季関東リーグで11勝4分け3敗。名称変更前の栃木ウーヴァフットボールクラブ時代の12年にJFL昇格を果たしており、17年に降格。クラブハウス、スタジアムを持っており、選手も全員プロ契約。5年ぶりのJFL復帰に挑む。

 3戦目(13日午後1時30分)の刈谷FCは、今季東海リーグを11勝3分け2敗で優勝。選手はプロ契約ではなく、AGATAと同じく、一般企業で働きながらプレーしている。21年に12年ぶりにJFLに昇格したが1年で降格。返り咲きを狙っている。



◆AGATAらしくアグレッシブに−桑原勇斗監督・一問一答−

 FC延岡AGATAの桑原勇斗監督は、夕刊デイリー新聞社のインタビューに応えた。5日連続の試合となった全国社会人サッカー選手権大会を「究極のメンタル(精神状態)で戦い抜いた」と振り返り、「初出場なのでAGATAらしくアグレッシブに戦う」。地域CLへの意気込みを語った。

−−初の全社へ向け、どのように準備を進めたか

もともと、九州リーグで優勝することを目標に掲げてトレーニングをやってきたが、残り3節を残した時点で優勝の目が消えた。地域CLに行くためには、全社で3位以内に食い込む必要があったのでシフトチェンジした。全社は勝ち上がれば5日連戦。九州リーグの試合の前の日に練習試合を入れ連戦を経験させるなどの準備をした。

−−全社を終えて感想は

指導者としても初めての経験。なおかつ、負けたら今季が終わりという究極のメンタル(精神状況)から5日間をやり抜いた。クラブの力、選手のメンタル、サッカーの内容、ピッチの中(選手)と外(クラブや支援者)全てがタフでないと乗り切れなかった。めちゃくちゃ過酷だった。
自分たちが1年間やってきたことに自信はあった。とはいえ、九州リーグ昇格1年目の中で全国で3位は、素直にすごいことだと思う。選手の活躍を評価したい。

◆自分たちの強みに焦点

−−ほとんどが初対戦だった

試合が終わった瞬間にもう意識は翌日のこと。次の相手の映像を見て分析と対策をし、うちの選手の疲労を見ながらスタメンを決めた。
2回戦の相手は、必ず勝ち上がってくると思っていたのでリサーチしていたが想定外もあり、準備が大変だった。
ただ、対策ばかりをしていても勝てないと思ったので、自分たちの何が良かったかをしっかり評価して、強みで勝つことを意識した。(焦点を)自分たちに向けたことでこの結果が得られたと思う。

−−いよいよ地域CL

常連のチームが多く、初出場は3チームだけ。地域CLを勝ち上がりJFL昇格を果たした経験があるチームもある。
AGATAは初出場なのでなにもない。しかし、地域CLの怖さを知らないからこそ、選手は挑戦的に戦ってくれるのかなと思う。難しい大会だが、参入した年に昇格したチームもいるので以外と経験値は関係ない気もする。
攻守共に「積極的」を掲げてやってきたので、全社同様、地域CLでも伸び伸びとしたプレーに期待したい。

◆初戦に全集中

−−初戦は全社で惜敗したBTOPサンクくりやま

全員が守備でまとまり、攻撃でボールを大事にするようなイメージがある。Jリーグ経験者も多いので足元の技術、攻撃の質が高い。まずは攻撃で相手のゴール前で戦えるようにしたい。
微調整はするが、結局は自分たち。全社でも相手に合わせず自分たちの事に振り切って戦った時の方が良かったので、相手はあまり気にしない。
しかし、グールプリーグを抜ける上で一番大事になるのは初戦。3連戦ではなく、この1試合が全てを分けると思っているので、とにかく初戦を勝つ事に全集中したい。

−−サポーターや支援者へ意気込みを

いつも応援してくれている人たちのおかげで、全社3位になることができた。地域CLにも初出場ですがAGATAらしくアグレッシブに戦いたい。まずは予選ラウンド突破できるよう頑張ってきます。

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