協力推進会議が発足
本紙掲載日：2022-10-25
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Ｇ７サミット農相会合の成功へ
◆官民一体で支援、協力
来年４月に宮崎市で開かれる先進７カ国首脳会議（Ｇ７サミット）の農相会合の成功に向け、官民一体で支援・協力する推進協議会が２４日、発足した。設立総会には県内の関係機関・団体の代表者ら約６０人が出席。宮崎の食や文化、魅力の情報発信に取り組むことなどを確認した。
農相会合は、来年５月に広島市で開催されるＧ７サミットの関係閣僚会合として、同４月２２、２３日に宮崎市のシーガイアコンベンションセンターで開催決定。推進協議会は県を挙げた支援・協力に加え、宮崎の農や豊かな食のおもてなしを通して、魅力を国内外に発信する目的で設立した。
県知事と宮崎市長が発起人となり、行政や議会、その他行政関係、農林水産、商工観光、国際交流、教育、交通、医療・消防、報道の１０分野の５３機関・団体の代表者らで協議会を構成。総会では設立趣意書と規約を承認し、河野知事を会長とする役員体制を決めた。
続いて、県の担当者が支援の方向性を報告。ＭＩＣＥ（国際会議や展示会など）の受け入れ環境の充実強化など「開催支援」、宮崎の食や文化による「おもてなし」、宮崎の魅力・発信など「広報・ＰＲ」、円滑な会合開催準備支援など「渉外・総務」に取り組むことなどを確認した。
また、農相会合の本県開催を通して、�／�料自給率向上に貢献する本県農業の振興�⊂�来の本県農業を担う人材やグローバルな視点を持つ人材の育成��ＭＩＣＥ受け入れ環境の充実と観光誘客の促進�っ楼莊从僂粒萓�化（コロナ禍からの再生）などの効果につなげる認識を共有した。
河野知事はあいさつで、農業大臣会合の本県開催の意義などを強調した上で、「本番までの期間が短く、危機感を持って臨む必要がある。それぞれの立場でできることを精いっぱいやっていただきながら、宮崎の将来につながる会合にしたい」と出席者に協力を求めた。