グラススキーで活躍－五ケ瀬中等スキー部

本紙掲載日：2022-10-22

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第３８回全日本グラススキー選手権で優勝した興梠祐玖と入賞した石井晴、友井拓己（右から）＝提供写真

全日本グラススキー選手権

　「第３８回全日本グラススキー選手権」（全日本グラススキー連盟主催）は９日、長野県の班尾高原スキー場で行われ、五ケ瀬中等教育学校スキー部（鈴木哲史顧問、１０人）の興梠祐玖（２年）が優勝。石井晴（４年）と友井拓己（同）が入賞を果たした。

　「グラススキー」は、スノースキーの夏のトレーニング競技としてつくられたスポーツ。基本動作は通常のスキーと同じだが、異なる点はスキー板でキャタピラが取り付けられた通常よりも重量が重い専用の板で滑走する。

　今回入賞した３人は、同部が希望者を対象に行っているグラススキーの夏季練習に参加したメンバー。国富町の法華岳グラススキー場でのトレーニングや長野県での長期合宿でトレーニングを行った。

　トレーニングに打ち込む姿勢と技術の向上が日本グラススキー連盟に認められ、同部から４人が強化指定選手に指定を受け、このうち選ばれた石井、友井、興梠の３人が同大会に初めて出場した。
３人の結果は次の通り。

［ジュニア］
▽ジャイアントスラローム（大回転）③興梠祐玖（４２秒４３）
▽スラローム（回転）①興梠祐玖（４５秒２５）

［一般］
▽ジャイアントスラローム（大回転）⑤石井晴（３９秒８５）⑧友井拓己（４２秒６４）
▽スラローム（回転）③石井晴（４１秒２６）⑥友井拓己（４６秒７４）
▽エキシビジョンマッチ⑤石井晴（６９秒８９）⑦友井拓己（７６秒２０）

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