エネルギー・建築事業者−久しぶりの交流
本紙掲載日：2022-10-13
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３年ぶり建築とガスを語る集い
「第４７回建築とガスを語る集い」は１１日、延岡市紺屋町のエンシティホテル延岡であり、エネルギーや住宅関連の事業者ら約６０人が参加し、講演や懇親会などを通して親交を深めた。主催は宮崎ガス、宮崎液化ガス、宮崎ガスリビング。
集いはエネルギーと住宅事業、行政を交えた交流の場として１９７４年にスタート。今回は新型コロナウイルス感染拡大の影響により規模を縮小した上で、３年ぶりの開催となった。
会場ではまず、宮崎ガスエネルギー管理部エネルギー管理課の兒玉恭幸さんが講演し、エネルギーサービス（ＥＳ）の取り組みについて説明。ガスコージェネレーションシステムや冷凍機などの熱源設備をＥＳ事業者が所有して電力や冷暖房、給湯、蒸気などを供給する同サービスの利用が、初期投資の負担軽減やガス・水道・電気料金の平準化などにつながるとし、宮崎市郡医師会病院の導入例と共にＥＳのメリットを紹介した。
記念講演もあり、今山大師の野中玄雄住職が登壇。「生きて生かされお蔭さま！コロナの三密・仏の三密」と題して、新型コロナ感染防止に関する標語として定着した３密「密集、密接、密閉」に、仏教用語の３密「身密、口密、意密」を交えながらコロナ禍時代の人の在り方などについて話した。
講演後には懇親会が開かれ、出席者は３年ぶりの会合を喜びながら歓談。宮崎ガスの須��孝一社長は「地域密着の事業者としては、この集いはなくてはならないものだと思っている。今後も貴重な情報交換の場となるよう努力していきたい」と話した。