本紙掲載日:2022-07-22
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すべての人に感謝伝えたい

展示予定のメッセージの一部

24日〜8月10日、ありがとうメッセージ展−地域医療を守る会

 地域医療を守るすべての人に感謝の気持ちを伝えようと、宮崎県北の地域医療を守る会(廣麌霖鵬馗后砲蓮■横監から延岡市駅前複合施設エンクロスで「ありがとうメッセージ展」を開く。8月10日まで。期間中イベントもあり、来場を呼び掛けている。

 同会は2009年発足。高齢化が進む中、自分たちが住む地域医療の状況を知り、自分たちにできることから取り組み、地域医療を守っていこうと呼び掛けてきた。

 コロナ禍で働く医療者への感謝のメッセージは20年3月から、延岡市内の小中高校などを中心に募った。多くの反応があり、同年10月には延岡駅東西自由通路に約300筆を展示。その後も、カルチャープラザのべおかやイオン延岡店で、メッセージを入れ替えながら展示を続けてきた。

 今回は、これまでに展示していない市内の小中学校から寄せられた約千筆を並べる予定。「手洗い、うがい、消毒を頑張っています」「家族と一緒に感染対策をします」など、子どもが自分にできることを考え、実践しようとする姿を見ることができる。

 多くの人が行き交う同館に展示するため、同会は「視線のどこかにメッセージが入ってくる。何か一つでも気付き、感じて、いつか思い出してもらえれば」と期待する。

 同会事務局の渡邉久仁子さんは、「感謝の手紙を読んでいただき、自分でできることに気付いてほしい」と呼び掛け。

 24日は、森にいるかのような空間をリコーダーで演出する「森のコンサート」(午前11時35分〜)をはじめ、ととろ三人の会代表の山本裕見子さんによる読み聞かせ(午前10時50分〜)、子ども用白衣が着用できる「ドクターキッザニア」(午後0時20分〜)の三つのイベントを同所で開催。のぼりざるフェスタのマスコットキャラクター、のぼるくんも来る。

 また、30日午前10時30分からは、藤川秋子さんが来館者もすぐに参加できる運動を教える「楽しいオノマトペ体操」、8月7日午後2時からは地元の人形劇団「風と土の子」によるアマチュア人形劇を予定している。

 すべて無料、自由参加だが、事前申し込みを勧めている。問い合わせはエンクロス(電話延岡20・3900)。

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