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増えるキャンジョ−福岡市に「キャンプ女子株式会社」
◆県北の売り出し方−橋本代表(熊本出身)に聞く 必要な−情報発信/ネット予約で事前決済/自販機−設けてほしい女子専用デー 今や空前のキャンプブームです。そして最近は、キャンプのスタイルも変化しています。 まず、1人でキャンプする「ソロキャンプ」が増えました。そして、夏だけでなくオールシーズン、冬場もキャンプを楽しむ人が増えています。 さらには「キャンジョ」が増えました。キャンジョとは、キャンプをする女子のこと。そう、女性にキャンプが大人気なのです。キャンジョのキャンプは実におしゃれ。一方で、しっかり自然と向き合っているようです。 実は私、延岡高校時代は山岳部に所属していたこともあり、県北には素晴らしい大自然やキャンプ場があることは知っています。 そこで、「今こそ福岡で、宮崎県北キャンプをPRせんといかん!」と乗り込んだのが、福岡市大名にある、その名も「キャンプ女子株式会社」です。 代表を務める熊本県出身の橋本華恋さんは、キャンプの楽しさをもっと知ってほしいと、国内最大のキャンプ女子コミュニティ「キャンジョ」を運営しており、インスタグラムのフォロワーは7万人を突破しているほどの「キャンプ女子」の第一人者なのです。 最近はキャンプをしながら高千穂町の神社を巡るのが楽しみという橋本さんに、キャンプ地としての宮崎県北の魅力を知ってもらい、足を運んでもらうためにはどうしたらいいかを尋ねました。 橋本さんはまず、「情報発信」と答えました。アクセス方法、使用料、トイレや電気の有無、買い物ができるお店が近所にあるかなど。キャンパーが、例えばグーグルマップなどのネットを通して手軽に得られる情報だということです。何があって、何がないのか、キャンパーたちはその情報を元に準備・計画をして訪れます。設備も大事ですが、まずはネット情報の充実が大切なようです。 次いで「現金決済は過去のもの」。これはキャンプでももはや常識らしく、利用客はキャンプ場のネット予約の際の事前決済を望んでいるそうです。 そして三つ目は、何と「自動販売機」でした。例えば、福岡や大分のキャンプ場に設置してある自動販売機には、飲料の他にオリーブオイルなどの調味料、炭、着火剤、ジビエの加工品などが売られていたりします。もちろん初期投資は必要ですが、24時間営業で人件費の削減にもなりますし、キャンパーがほしがる魅力的な商品を置くことがそのキャンプ場の魅力アップにつながることもあるそうです。 さらには「キャンジョ専用デイ」を設けて、定期的に女性専用のイベントを演出するのも効果的だということです。つまり、今あるキャンプ場を今後どう成長させていけるかが、そのキャンプ場および地域観光の魅力をアップさせるポイントのようです。 最後に、日之影町の見立渓谷、行縢山、大崩山の写真を橋本さんに見てもらいました。橋本さんはいたく感動したようで、「こんなに素晴らしい宮崎の自然があるのなら、誰もが訪れてみたいと思うでしょうし、例えば社員旅行の自然体験などを企画したらきっと喜んでもらえるはずですよ」。興奮気味にそう話してくれました。 そして県北の皆さんへのメッセージとして、「自分が住んでいるところの自然の美しさや素晴らしさをどうか誇りに思っていただき、もっともっと自慢してください」とのこと。現代のキャンパーたちは、キャンプを通してその土地や文化を貪欲に知りたがっているそうです。 じゃあ、私たちも貪欲に情報発信していきましょう!県北観光の新たな顧客獲得のチャンスなのかもしれません。
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増えるキャンジョ−福岡市に「キャンプ女子株式会社」
◆県北の売り出し方−橋本代表(熊本出身)に聞く
必要な−情報発信/ネット予約で事前決済/自販機−設けてほしい女子専用デー
今や空前のキャンプブームです。そして最近は、キャンプのスタイルも変化しています。
まず、1人でキャンプする「ソロキャンプ」が増えました。そして、夏だけでなくオールシーズン、冬場もキャンプを楽しむ人が増えています。
さらには「キャンジョ」が増えました。キャンジョとは、キャンプをする女子のこと。そう、女性にキャンプが大人気なのです。キャンジョのキャンプは実におしゃれ。一方で、しっかり自然と向き合っているようです。
実は私、延岡高校時代は山岳部に所属していたこともあり、県北には素晴らしい大自然やキャンプ場があることは知っています。
そこで、「今こそ福岡で、宮崎県北キャンプをPRせんといかん!」と乗り込んだのが、福岡市大名にある、その名も「キャンプ女子株式会社」です。
代表を務める熊本県出身の橋本華恋さんは、キャンプの楽しさをもっと知ってほしいと、国内最大のキャンプ女子コミュニティ「キャンジョ」を運営しており、インスタグラムのフォロワーは7万人を突破しているほどの「キャンプ女子」の第一人者なのです。
最近はキャンプをしながら高千穂町の神社を巡るのが楽しみという橋本さんに、キャンプ地としての宮崎県北の魅力を知ってもらい、足を運んでもらうためにはどうしたらいいかを尋ねました。
橋本さんはまず、「情報発信」と答えました。アクセス方法、使用料、トイレや電気の有無、買い物ができるお店が近所にあるかなど。キャンパーが、例えばグーグルマップなどのネットを通して手軽に得られる情報だということです。何があって、何がないのか、キャンパーたちはその情報を元に準備・計画をして訪れます。設備も大事ですが、まずはネット情報の充実が大切なようです。
次いで「現金決済は過去のもの」。これはキャンプでももはや常識らしく、利用客はキャンプ場のネット予約の際の事前決済を望んでいるそうです。
そして三つ目は、何と「自動販売機」でした。例えば、福岡や大分のキャンプ場に設置してある自動販売機には、飲料の他にオリーブオイルなどの調味料、炭、着火剤、ジビエの加工品などが売られていたりします。もちろん初期投資は必要ですが、24時間営業で人件費の削減にもなりますし、キャンパーがほしがる魅力的な商品を置くことがそのキャンプ場の魅力アップにつながることもあるそうです。
さらには「キャンジョ専用デイ」を設けて、定期的に女性専用のイベントを演出するのも効果的だということです。つまり、今あるキャンプ場を今後どう成長させていけるかが、そのキャンプ場および地域観光の魅力をアップさせるポイントのようです。
最後に、日之影町の見立渓谷、行縢山、大崩山の写真を橋本さんに見てもらいました。橋本さんはいたく感動したようで、「こんなに素晴らしい宮崎の自然があるのなら、誰もが訪れてみたいと思うでしょうし、例えば社員旅行の自然体験などを企画したらきっと喜んでもらえるはずですよ」。興奮気味にそう話してくれました。
そして県北の皆さんへのメッセージとして、「自分が住んでいるところの自然の美しさや素晴らしさをどうか誇りに思っていただき、もっともっと自慢してください」とのこと。現代のキャンパーたちは、キャンプを通してその土地や文化を貪欲に知りたがっているそうです。
じゃあ、私たちも貪欲に情報発信していきましょう!県北観光の新たな顧客獲得のチャンスなのかもしれません。