本紙掲載日:2022-07-07
(2面)

投票の手順確認し1票

模擬投票する延岡学園高校3年生

延岡学園高で模擬選挙

 延岡市大峡町の延岡学園高校(柳田光寛校長)は5日、参議院議員選挙の投開票日を前に、3年生184人(うち47人が有権者)を対象に模擬選挙を行い、各自で決めた候補者や政党に1票を投じた。

 社会問題や政治問題を踏まえた上で実際の候補者や政党の考えや公約を情報収集し、自身で投票先を考える力を育てるほか、投票手順を確認することで投票に対する不安をなくし、主権者意識を持たせることを目的に実施した。

 この日は、投票前に3年生の各教室をオンラインでつなぎ、地歴公民科主任の甲斐康大教諭が選挙に関する事前学習を実施。参院選には県選挙区と比例代表の投票があることや有効になる投票用紙の書き方、投票所でのマナーなどを伝えた。また、「興味がない」「自分が1票入れたところで何も変わらない」といった理由から10〜30代の若い世代の投票率が低いことを紹介。甲斐教諭は「投票しないから変わらない」と強調した。

 その後、生徒は本番さながらの投票所が設営された同校体育館にクラスごとに移動。各クラスから選出された生徒12人で構成する選挙管理委員会から投票用紙を受け取り、候補者や政党を記入、投票箱に投じた。政党が分からない生徒は、質問に答えて自身と政党の考え方の一致度を測る「ボートマッチ」を基に、投票したい政党を事前に確認していた。

 睫邱麺い気鵝複隠検砲蓮崚衂爾禄蕕瓩討世辰燭里廼枋イ靴拭E衂爾僚臀が分かったので、投票しに行きたい」と話していた。

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