本紙掲載日:2022-07-04
(8面)

専門性高い学びを体験

赤ちゃんの人形を使った授業に耳を傾ける生徒
2人一組で聴診器を使った体験をする生徒

私立高校の教諭が出前授業−東海中

 進路学習の一環として、延岡市立東海中学校(井上譲司校長、468人)は6月24日と7月1日、市内の私立高校から教諭を招いての出前授業があり、3年生74人が専門性の高い各学科・コースの授業を体験した。

 今後の進路選択に役立ててもらおうと実施している。このうち、6月24日は聖心ウルスラ学園高校(同市緑ケ丘、佐々木逸夫校長)の教諭9人が来校。3年生は冷却パックを作る「理科」の授業や、なぎなたに親しむ「体育」の授業など八つの授業から興味のある二つを選択して受講した。

 このうち「看護」の授業では、同高校看護科の竹田栄子教諭と戸皸感詰,鮃峪佞法∧饌喀菽屬篦或粘錣鮖箸辰真巴任覆匹鯊慮魁赤ん坊の平均サイズ(3千グラム)を再現した人形を抱きかかえる時間も設けられ、首をしっかりと支えることや、おむつ替えをする時の注意点について学んだ。

 渡邊ひよりさん(15)は「将来は放射線技師になりたい。分野は違うが、現場で実際に使われている医療機器に触れることができて勉強になった。これからもっといろんな医療系の仕事を勉強していきたい」と話していた。

 1日は、延岡学園高校による出前授業も行われた。

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