本紙掲載日:2022-07-04
(3面)

人気の宇納間ほおずき祭り

町内外からの大勢の人でにぎわった「宇納間ほおずき祭り」

町内外から買い物客−美郷町

 美郷町ほおずき部会北郷支部(新田康志部会長)が主催する「宇納間ほおずき祭り」が3日、同町北郷宇納間の手づくり屋北の郷で開かれ、町内外から多くの買い物客が訪れてにぎわった。

 同部会の生産者が丹精して育てた800本以上のホオズキを出品。実の数や茎の長さごとに300円から1800円で多彩な品が並び、訪れた人たちは品定めをしながら買い物を楽しんでいた。

 台風接近のため、時折雨が降る中だったが、この季節のイベントとして定着しているせいか人気は健在。夜明けと共に並んだ人もいて、午前9時の開場予定は8時台に前倒しされた。

 北郷のホオズキ栽培は1998年から始まった。実が大きく発色が良いことから、関東などの市場で高く評価されている。現在は5戸の部会員が約26アールのハウスで栽培しており、今年も例年通り7月の関東方面への出荷分と、お盆用の全国向けとで約2万本を見込んでいる。

 ホオズキ栽培歴15年という同部会の岩田瑞男さん(70)=北郷長野=は、「色付きも良く、全体的な出来は例年並みに良いものになりそう。お盆前の出荷本番までに、さらに品質の高いホオズキを作っていきたいですね」と話していた。

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