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23年1月の検針分から段階的
◆最終的に24・7%引き上げ 日向市の十屋幸平市長は27日、市の水道基本料金を段階的に引き上げる条例案を6月3日招集の市議会定例会に提出すると発表した。2023年1月の検針分から平均15・2%の値上げ、翌24年7月検針分からは同24・7%まで引き上げる。可決されれば、同市の水道料金値上げは約26年ぶり。 今回の改定は、給水人口の減少などによる給水収益の減少、老朽管の更新、耐震化に伴う施設整備費の増加が見込まれることから、将来にわたり安心、安全な水道水を供給することを目的に実施する。改定案は、上下水道料金等審議会が今年3月に答申した。 収束の見通しがつかないコロナ禍、世界情勢の緊迫などにより、燃料、食料品などの値上げが続く中で、市民生活、事業活動への影響を考慮。急激な負担増の抑制を図るため2段階の増額改定案とした。 十屋市長は「市内の老朽化した水道管の更新、耐震化などの経費も含め、安定して安心、安全な水を供給するためには料金改定が必要。水道事業の健全な経営を確保したい」と理解を求めた。 市によると、多くの一般家庭が対象となるメーター口径13ミリ(平均使用量20立方メートル)で、現行料金は平均2310円、同15・2%の値上げで同2750円、同24・7%で同2860円になるという。
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23年1月の検針分から段階的
◆最終的に24・7%引き上げ
日向市の十屋幸平市長は27日、市の水道基本料金を段階的に引き上げる条例案を6月3日招集の市議会定例会に提出すると発表した。2023年1月の検針分から平均15・2%の値上げ、翌24年7月検針分からは同24・7%まで引き上げる。可決されれば、同市の水道料金値上げは約26年ぶり。
今回の改定は、給水人口の減少などによる給水収益の減少、老朽管の更新、耐震化に伴う施設整備費の増加が見込まれることから、将来にわたり安心、安全な水道水を供給することを目的に実施する。改定案は、上下水道料金等審議会が今年3月に答申した。
収束の見通しがつかないコロナ禍、世界情勢の緊迫などにより、燃料、食料品などの値上げが続く中で、市民生活、事業活動への影響を考慮。急激な負担増の抑制を図るため2段階の増額改定案とした。
十屋市長は「市内の老朽化した水道管の更新、耐震化などの経費も含め、安定して安心、安全な水を供給するためには料金改定が必要。水道事業の健全な経営を確保したい」と理解を求めた。
市によると、多くの一般家庭が対象となるメーター口径13ミリ(平均使用量20立方メートル)で、現行料金は平均2310円、同15・2%の値上げで同2750円、同24・7%で同2860円になるという。