本紙掲載日:2022-05-28
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三宅さんに「緑十字銀章」

緑十字銀章を受章した三宅さん(前列左)と全日本交通安全協会長表彰を受けた堀谷組の堀谷代表(同右)。後列は右から日向署の梅原署長、日向地区交通安全協会の長谷川会長

全日本交通安全協会長表彰・堀谷組へ−日向署で伝達

 警察庁長官と全日本交通安全協会長の連名で贈られる2021年度交通栄誉章「緑十字銀章」を受章した三宅賢明さん(82)=日向市財光寺=と、交通安全優良事業所として全日本交通安全協会長表彰を受けた堀谷組(堀谷一弘代表)=同=への表彰伝達式が26日、同市鶴町の日向地区交通安全協会であり、功績をたたえた。

 伝達式は同協会の総会に併せて行われ、日向警察署の梅原守署長が三宅さんに、日向地区交通安全協会の長谷川実利会長が堀谷代表(55)に、それぞれ表彰状と記念品を手渡した。

 三宅さんは、市職員だった1969年から日向地区交通安全協会員として活動。2013年からは監事となり、朝夕の街頭指導や啓発活動、適正な運営に寄与した。受章に併せ長年、活動を支えてきた妻の美佐子さんにも、全日本交通安全協会会長から感謝状が贈られた。

 堀谷組は1979年創業で土木工事などを担う。堀谷代表らを中心に車両の運行前点検、事業所内外に交通安全を呼び掛けるのぼり旗やポスターを掲示するなど、自社で積極的な交通安全の取り組みを実践。また、40年間無事故無違反を継続している。

 三宅さんは「交通事故が減らず、新聞に目を通すたびに心が痛んでいる。運転者も歩行者も気を付けて毎日を過ごしてほしい」。堀谷代表は「表彰していただいたので、ますます事故が起きないよう維持していきたい」と話した。

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