本紙掲載日:2022-05-21
(1面)

ポテンシャル生かし活性化を

日向市中心市街地活性化協議会の定期総会(16日、日向商工会館)

日向市中心市街地活性化協−22年度総会

◆事業計画など決める

 日向市中心市街地活性化協議会(三輪純司会長)は16日、同市上町の日向商工会館で2022年度の定期総会を開き、今年度の事業計画や収支予算など3議案を承認した。

 同協議会は、「人が集い人がふれあい人が暮らす市(いち)的にぎわいに満ちた都市空間の形成」を基本方針に、中心市街地における都市機能の増進、経済活力の向上の総合的、一体的な推進を目的に2007年11月に設立された。

 総会には、日向商工会議所、市観光協会、市の職員のほか、市街地周辺の商店会長らが出席した。冒頭、三輪会長は「日向市には、すばらしいポテンシャルがある。市独自のものをいかにつくれるかが重要。しっかりブラッシュアップして中心市街地の活性化につなげたい」などとあいさつした。

 今年度の事業計画では、市中心市街地活性化基本計画の実施に関する協議、意見の提出、同基本計画に基づく事業、民間の中心市街地活性化事業の推進などを確認した。

 具体的には、事業評価の研究、中心市街地の通行量調査による目標達成状況などのフォローアップ、セミナー開催、日向まちゼミ開催事業の支援、まちなかバルの研究などに取り組むことを決めた。

 その他、参加者からは、市街地の魅力向上、観光客獲得などを目指し、商店街まち歩きイベント、クルーズ船誘客、テレビロケや視察誘致などの新規事業案のほか、企業とのタイアップイベント、夜市の復活、まちづくり協議会の発足などの計画も紹介された。

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